☆~Carefree Life~☆

HPの管理人 Sugaryが、日々の出来事から、趣味や宣伝まで勝手気ままに綴ります。

闘病生活終了後…

2015-12-22 13:56:14 | 愛猫の闘病生活終了後…(初代)

愛猫の事を友達に報告した後、帰ってきた言葉にハッとしたことがありました。
その友達はウサギを数匹飼っていたことがあり、最初のウサギをとても可愛がっていました。
珍しい柄というのもあって、特に思い入れがあって可愛がっていたんです。
そのウサギが亡くなる時、友達は最期まで看取りました。
でも、そのウサギの子供たちは、友達が寝ている間に亡くなったそうです。

「動物って、人間の事をよく考えてて、ホントは猫は人間の見てないとこで静かに亡くなるけど、リュウも〇〇(ウサギの名前)ちゃんも待っててくれるというか、看取らせてくるんだよね」

──と言われ、あぁ、そうだ! と。

すっかり忘れていたけど、猫って、自分が死ぬところを見せないように、飼い主のところからある日突然スッといなくなる…と聞いたことがあったんですよね。
だからね、思ったんです。
夜に、何の前触れもなくフラフラ~と寝床からローカの方に歩いて行ったこと。
室内飼いでは無理ですが、自分の死が近いと悟って私たちの前からいなくなろうとしたのかな…って。
でも、本当に歩く力がなくなって、ペタン…と寝込んじゃったんじゃないかと。
そう思うとね、納得いく行動だったな、と。
「久々に見回りでも行きたくなったのかな?」なんて言ってる場合じゃねぇー、と今更ながら突っ込んでしまいます。
でも、その力なく体ごとペタンと寝ころんだ時は、さすがの旦那も「おいおい、やばいんじゃないの?」と思ったそうです。
でもまさか、その夜中に逝ってしまうとはね…。
でも、何か私たちも第六感みたいなものが働いて、寝れずにいたのかもしれませんし、ケコケコ…と吐く音を出したことで旦那も起きたわけで…。
起こしてくれて、最期まで看取らせてくれたことにはもう、感謝しかありません。
私は、子供のころに犬を飼っていましたが、色んな事情(心の弱さや状況などで)一度も看取ったことがなかったので、懺悔の意味も込めて、愛猫は絶対に最期まで見る、と決めていましたから。
そんな気持ちを、愛猫リュウが分かってくれていたのかもしれません。

さて…。
亡くなった日は、その後眠れなかったのでブログをアップしました。
そしてそのまま、コビトの幼稚園の行事に参加し、思ったより早く終わったので、その足で獣医さんのところに行きました。

「先生、おはようございます。え…と、お世話になりました」

──と言うと、

「あ~~…そうですか~…」

──と、大きな、そして残念な息を吐かれました。
愛猫は、先生にとってもリンパ腫を患った猫が初めてこんなにも長く生きた、初めての患者だったんです。
だから、先生にとっても特別感があったんだと思います。
少し話すと、もう ぶわっ…と涙が出てきたので、すぐに葬儀をしてくれるところを教えてもらい帰ってきました。
紹介されたのは、名犬サーブが眠る場所、というところで、長楽寺というところでした。
電話で聞けば、色々教えてくれると言われましたが、正直、私が電話をしたらもう、涙が出てしょうがないので、旦那に会社から帰ってきたら聞いてもらおうと思っていました。
すると、昼ごろ電話がかかってきて、「こっちで色々と検索してたんだけど…」というので、獣医さんから教えてもらったお寺の名前を出したら、「おぅ、オレもちょうどそれを見てたんだ」と返ってきました。
これでもう、決まりです。
二人が同じお寺にたどり着いたなら、もう、そこに導かれたようなもの。
そこで、「電話で話すと泣いちゃうから、お願いね」と頼みました。
そして、結局その夜に愛猫を連れて行き、お経をあげてもらいました。
通常なら1人1つの花を愛猫と一緒に入れてあげるのですが、「今日はリュウちゃんが最後なので、お花も余ってますし、良かったら多めに飾ってあげてください」と言ってくださり、1人4~5個の花を飾らせてこらいました。
箱の中には、ふわふわボールを3つ入れてあげました。
亡くなった時の体はもうクタクタで、普段やわらかい猫の体が更にフニャフニャでしたが、数時間後には死後硬直の為に、触ると剥製みたいな硬さになるんですね…。
でも、耳としっぽはいつもと同じなんです。
何度も何度も触って、撫でて、頬にキスもしました。
そして、さよならをしてきました。

火葬は時間が遅かったので、翌日の朝(今日の朝)にするという事で、今朝の9時過ぎに長楽寺の方から「9時ごろにすべて終えましたので…」という電話がかかってきました。
一気にまた涙が出てとまりません。
でももう、身も心も天国にいったんですもんね。
昨日は雨で、愛猫が亡くなった時の気持ちと同じです。
今日は、晴れています。
青空に、愛猫の体が浮いて、天国に行くときに我が家の場所も見えたかもしれません。
お空に行くときに、晴れていて良かったね…。
長楽寺がある方向に向かって手を合わせ、感謝の言葉を言いました。

そして今日のお昼から、愛猫のトイレやゲージを綺麗に洗いました。
また、新しい家族として迎えられるように…そう思ってやみません…。


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