洗濯物を干しにベランダに出ると、閉めるのが面倒になって網戸を開けっぱなしにしておく事があります。
それは、ベランダから戻ってきても同じでして…。
網戸一枚でも風の通りって違うんですよね。
なので、夏だしー、暑いしー、面倒だしー…の三拍子でそのまま開けておくんですが、毎回のように後悔するのは夕方。
そう、“蚊”です。
それに加えて、何だか目障りなハエまで入ってきているし…。
旦那が帰ってきてそれを目にするたび、
「ハエタタキが欲しい、ハエタタキが欲しい」
──と熱望します。
家にあるのは、蚊取り線香とジェット噴射のスプレー缶。
蚊を見つければ即行、蚊取り線香が登場するんですが、いくらジェット噴射とはいえハエも心得たもので、スプレー缶を手にするとどこへやら身を隠してしまうので、なかなか退治できないんですよねぇ。
まぁ、ハエタタキも手にするや否や、どこかに行っちゃうんですけど…。
最近は年なのか、愛猫もハエと戯れてくれないし…
そんなこんなで、いつまで経ってもハエが自由に飛び回っています。
──で、退治はもちろんの事、目障りでうっとおしいという“思い”を少しでも発散しようと、ハエタタキを熱望しているのが旦那なんですが。
しょうがないなぁ…。
じゃぁ、今度100円均一で買ってくるかな…と思っていた所、別の買い物でカイン○ホームに行ったら、見つけちゃったんですよ、これを。
そう、乾電池で通電し“バチンッ”と、感電死させるものです。
中国製とはいえ、流石に100円じゃなかったですけどね…
どうやら、会社の人に教えて貰ったものと同じだったようで、当然のことながら「よし、これ買おう」と即決。
早速家に帰ってきて、単三電池を2本を入れました。
通電のランプもちゃんと点くか確認(もちろん、私が)。
旦那に渡して、しばらくその場を離れた私が戻ってくると…。
旦那 「この外の針金と中の針金を同時に触ったらいかんぞ」
私 「外と中?」
旦那 「おぅ、焦げるで」
──と、焦げた指先を差し出しました。
私 「触ったんかいっ!」
ケーブルなんかを扱っていたせいか、感電する事には慣れている旦那。
日常的なものなど感電しても大した事ない“電圧”だと分かっているので、恐れる事なく体で体験する実践型なんですよねぇ。
でも、この退治ラケットの感電は思ったより“くる”ものだった様で、少々驚いてました。
──ってか、安易に触るな、旦那よ…。
ちなみに、今はその退治ラケットが使いたくてしょうがない模様です。