ひょっとして…

本日、2投稿目。

給料日の翌日、私には必ずする事がある。
引き落としなどの入金をする際、ついでに生活費5万円を両替するのだ。
──全て、2000円札に。


今朝、「とくダネ」の番組で、2000円札が利用者にとって不便だという調査結果を発表した。
店も客も嫌がり、貰っても、すぐに使ってしまうか銀行に持って行くとのこと。
数年前から2000円札の流通に貢献しようと、5万円分を両替しては使ってきた私……。






──ひょっとして、ただの嫌がらせの客にしか思われてなかったのだろうか…
そんな不安がよぎった瞬間でした。

キンモクセイ

玄関を開けると、不意にどこからともなくキンモクセイの匂いがした。
姿も見えず香りだけがしたので、
「あれ？　キンモクセイって今の時期だったっけ？」
──なんていう疑問が湧きました

音楽でもそうですが、昔の歌を聴くと、その歌を聴いていた時代を思い出したりする。
私にとって、キンモクセイの香りは昔の家を思い出す香りです。
家の庭にね、あったんですよ、キンモクセイの木が。
──なのに、いつ香りが漂ってきたかなんて、全く覚えてない…
花や果物なんかは、季節感がよく分かるものなのになぁ…

──そんな事を思いながら、その家の情景を思い出してみました。
そういや、キンモクセイの手前にキウイフルーツの木が植えてあった。
大きくなってから数年は実がつかなかったけど、初めて収穫できた時は嬉しかった。
自然交配だったから、数は5つくらいでしたけどね。でも、その翌年には人工交配(母親が地道にね)をしたので70個くらい採れたんですよ。
あぁ、そうそう。
植木も沢山ありましたね。
盆栽が趣味の父親でしたから、“ここは植木屋か？”と思うほど並べてあって、その上、蘭にまで手を出したもんだから、蘭サマの為にビニールハウスも作ったりしましたよ。
挙句の果てには、植木鉢も置く所がなくなってきたので、車庫の屋上にも置いてたりした…。
車庫の屋上は洗濯物を干したり、布団を干したりできるような作りにしたんですよねぇ…。






……なんか…今思うと変な家のような気がしてきた。
自然は大事だけど、せっかくの庭が、父親の趣味で通路しかないっていうのはどうなんだろ？
しかも、母親の趣味でネギを作ったり花を植えたする花壇も作っていたよな、確か…。
縁側に干した洗濯物を取り込むのが大変なほど、あの家の庭は、既に庭でなくなってしまっていた…。
木があって、フルーツがあって、花があって、食べ物が育って、ビニールハウスってさ………やっぱ、普通の家じゃありえんよな…。

──キンモクセイの香りから、変な家だったという事を、今更ながら悟ったＳugaryでした。