Runrun日記

山の神



最近、神様の事が気になります。信心じゃないのだ、ただの興味本位。

『古事記』の解説書みたいのを読んでいたら、山の神、オホヤマツミ神(大山津見神)の事が書いてあった。
これって、三浦しをんさんの小説『神去なあなあ日常/夜話』に出て来た、神去山の神様「オオヤマヅミさん」の事じゃないのか! しをんさんが、この小説の為に、かってに作った神様だと思っていた。

古事記によれば、イザナギ・イザナミが国を生んだ後、神様たちを作った。風の神が、シナツヒコ神(志那都比古神)、木の神がククノチ神(久々能智神)、山の神がオホヤマツミ神(大山津見神)、野の神がカヤノヒメ神(鹿屋野比売神)なんだそうだ。

『神去なあなあ日常/夜話』では、オオヤマヅミさんには娘が二人いて、姉の方が醜女で、醜い顔のオコゼをみると喜ぶとかで、山で仕事をする人たちは、オコゼの干物を腰にぶら下げて山に入るとか。
私の読んだ、古事記の解説書では、山の神自体が女で醜女だったのではないかと・・

それにしても、小説家というものは、細かいところまで調べて小説にしているんだ。いや、元々博学なのだ。
つくづく感じ入りました。(私が知らなすぎる)

今朝の散歩道。公園の奥の雑木の林の中をのぞいてみました。
大きな木も有りました。多分、この公園が出来る以前から有った木ではなかろうか。これにも神が宿ってる?

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