Runrun日記

最近読んだ本ーシベリウスの生涯



我家の庭には、ツツジが終わって、今、サツキが咲いています。ツツジとサツキの違いは何?
四月に咲くのがツツジで、五月に咲くのがサツキ。葉っぱの小さい方がサツキ。こんな位しか私には分かりません。 

今朝も、スポーツクラブで『ZUMBA』。45分のクラス、時間のギリギリ一杯まで飛び跳ねて、クールダウンも出来なかった。私は、ステップが理解できないので、ただ飛んでいるだけ(悲しい!)

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最近読んだ本

ハンヌ=イラリ・ランピラ 著作 稲垣美晴 訳 「シベリウスの生涯」 筑摩書房

題名どうり、シベリウス(1865年-1957年)の一生が書かれていました。
フィンランドは、1808年まではスウェーデン領。その後スウェーデンとロシアとの間で戦争が起こり、ロシア支配のを立憲君主制の大公国となっていました。シベリウスは、そんな国のブルジョアの家系に生まれました。

フンランドには、フィン人達の伝承をまとめた「カレワラ」という民族叙事詩があり、シベリウスはその影響を大きく受けて、民族的な音楽を作曲しています。

1899年のロシアによる「フィンランドの自治権廃止宣言」の頃に書かれた『フィンランディア』は有名ですね。
その前後に書かれた、交響曲1番、2番、ヴァイオリン協奏曲が、私は好きです。
その後の、ロシア革命(1917年)後の独立宣言⇒内戦とか、シベリウスには苦しい時代があったのですね。

シベリウスは、お金に節制の無い人だったようですね。ブルジョワ気質で、良いものを身に着け、良い酒を飲み、貧乏でも金に糸目をつけない??
この本には、シベリウスの写真が沢山載っています。どれも斜めに構えた気難しそうな顔で写っています。奥さんのアイノは、美しい人だったのですね。娘たちもみんな綺麗!!
伝記物って、いつ頃、どうしたこうしたで、退屈ですが、写真があるので、シベリウスの生活が覗けたようで面白かった。

シベリウスの作品は、40歳(1905年)ぐらいまでは、民族的な趣のある交響詩などが多く、それ以降は、交響曲を沢山作曲しています。
1926年以降は、全く作品を残していない。91歳(1957年)に脳出血で亡くなっています。

私は、シベリウスの「カレワラ」の影響を受けた音楽が好きだしもっと聴いてみたいと思っています。

この本のお気に入り度:★★★☆☆

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