Runrun日記

今読んでいる本ー三国志(一~四巻)

吉川英治 著 「三国志 (一~四巻)」 新潮文庫

後漢もAD180年頃になると、政治が乱れ「黄巾の乱」となる。劉備は関羽、張飛と義兄弟の契りを結び、義兵をあげて黄巾族の征伐に力をふるうが、漢朝廷からは認められず、不遇の身となる。
漢朝廷では、霊帝が亡くなると政権争いで乱れ、董卓の専横政治が始まる。曹操は、董卓の暗殺を企てるが失敗し逃亡....

後漢の末のごちゃごちゃだよね。有名な話らしいが、私はよく知らない
読んでいくと、私利私欲で動く悪辣なやつばかり、次から次へと出てくるね。
仁義徳の厚い劉備、力は強いが軽率な張飛、劉備を良く助ける関羽。でも劉備は弱いんだよね。百戦百敗の劉邦に似ている? いや、劉邦は仁義の人じゃない(笑)

戦いの場面なんかは、豪傑どうしの一対一での戦いのように描かれていて、少し現実味がない?
宮城谷昌光氏ならどんな描き方をするだろう。宮城谷氏の「三国志」読む価値がありそうだ。

曹操と呂布、曹操と袁紹と戦いは移っていく。呉には孫策あり。百戦百敗の劉備玄徳がどのように凌ぐか?
それが読みどころのようですね!

このシリーズは、十巻まで続くらしい、先は長い。
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