「ロビンソン・クルーソー」を読んだときに、押し入れから一緒に出て来た本です。赤茶けて、変色していました。
スティーヴンスン 著作 「宝島」 岩波文庫
「ロビンソン・クルーソー」のダニエル・デフォーは1660年生まれで、「宝島」のスティーヴンスンは1850年生まれとか。200年の時間の差が有るけど、同じくイギリスの人。イギリス人は、海賊行為をして海外に植民地を作っていたのだろうか?
これは、子供向けの小説ですか? 何度か、テレビやラジオの番組で、見たり聞いたりしたような気もします。
この本の帯紙に「老海賊が残した一枚の地図をてがかりに宝島の探検にのりだした少年ジムの冒険談。わが国でもっとも親しまれている児童文学の古典」とありました。
主人公は、少年ジム・ホーキンズ。その次に重要な人物は、松葉杖を突い歩く海賊ジョン・シルバー! 宝島の地図を手に入れて、宝探しに出かけようとする郷士トレローニやホーキンズ達に、親切そうに近づいてきた男です。実は海賊の親玉だった
ハラハラ・ドキドキが続きます。
ホーキンズのような、規則を守らない人とは一緒に仕事はしたくない!
でもさ、宝島の地図を手に入れた善良な市民が、勝手に宝探しに出かけて、手に入れたものを自分の懐にポッポするか?
少しは、国とか公の機関へもっていったのかな?
そうでないと、この物語の主人公たちも、海賊と変わらなくなってしまう
この小説のお気に入り度:★★★★☆
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