私の貧弱なブログにアクセスする奇特な方の中には、「武井武雄」、「刊本」というキーワード検索を通し、たどり着く人も多いようです。ようやく当ブログにこられた武井武雄ファンの皆様のために、武井刊本のなかでも少し面白いモノを紹介しようと思います。「可憐判」と呼ばれていた作品で、その名の通り、手のひらに収まるようなA7判程度の判形を持つ自刻木版の刊本作品のことです。武井武雄自らがつけた可憐判とはまた、いい当 . . . 本文を読む
すっぽん「大市」。
好きでした。
ポンポンアゲタチュウリ。
「大市」の場所です。
京都駅前でこの呪文をタクシーの運転手にいうと
「大市」までつれてってくれます。
本当です。
本当の本当は
「千本上立売」。
「せんぼんあげたちうり」。
近くに場末の映画館がありましたね。
ポンポンアゲタチュウリの「大市」、よく行ったんです。
誰それが切りつけた刀傷でございとか。
伊藤博文の書でございとか。
説 . . . 本文を読む
東京から車で来た私は、中ノ島の大阪グランドホテルの屋外駐車場にとめた。
場所はすぐにわかった。
当時まだ珍しかったカーナビのおかげ。
「道は星に聞け」だ。20年位前の話である。
フロントは薄暗く、狭い。でも、かまやつひろしを見かけた。
ミュージシャンはやっぱり、大阪グランドホテルなんだね。
奥まった場所にラウンジがあった。
そこで、クラブハウスサンドとオレンジジュースを頼んだ。
上手かった。 . . . 本文を読む
子供時代、ゆっくりと流れていた時間という川も、今の私には瀑布間近、何十倍ものスピードで流れ、激流に乗り瀑布に落ちていくようです。これを「遠く川瀑布(とくかわばくふ)」の思想と私は名付けております。お若い方は、解らないでしょうけど。 . . . 本文を読む
私の周りには、本があります。沢山あります。段ボール30箱分を勤務先に配送し、ほっと一息ついたのですが、すぐに元の木阿弥。古書店で購入する書籍の中には遺憾ともし難い本も中にはあって、恐ろしいです。 . . . 本文を読む
世の中、猫好きと猫嫌いで構成されております。
これに、犬が加わるとややこしくなるので、ひとまずおいといて、
これからお話しすることは、猫好きの人へのメッセージです。
徘徊散歩散策中、
可愛い猫を見かけ写真撮りたいと思った人、
多いでしょう。
しかし、野良であれ飼い猫であれ、
超人的な撮影テクニックが無い限り、
猫は決して写真を取らせません。
ある日の午後。
場所は東京中央区聖路加病院近く。
そ . . . 本文を読む