四行詩集日乗

夜鴉亭好RUBAIYATルバイヤート限定本浮世絵草双紙
艶本読本詩集無節操無分別無目的展開
備忘録粗忽書影日記帖也

『ルバーイヤート』 平凡社ライブラリー 岡田恵美子訳 その2

2009年09月30日 02時02分04秒 | Weblog
岡田恵美子訳の平凡社版『ルバーイヤート』。 以下の8章から構成されています。 第一章 創造、この不可解なもの 第二章 生きる苦しみ 第三章 太初からの運命 第四章 廻る天輪 第五章 土から土へ 第六章 なるようになるさ 第七章 無 第八章 一瞬を知ろう さらに、各章のはじめに「プロローグ」として、岡田女史が実体験したペルシアと日本との宗教や生活文化面でのエピソードが、2~3ページ付け加えられて . . . 本文を読む
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『ルバーイヤート』 平凡社ライブラリー 岡田恵美子訳 その1

2009年09月29日 00時00分03秒 | Weblog
ルバイヤートの新訳が登場しました。 平凡社ライブラリーの『ルバーイヤート』(2009年、平成21年9月10日)です。 訳者は、岡田恵美子女史。 テヘラン大学卒で我国にイラン文学の紹介を行い、東京外国語大学教授や中央大学教授を歴任した方です。 原典テキストは、イギリス、オックスフォード大学のボドレー写本158篇よりイランの詩人のサーデク・ヘダヤートがピックアップした143篇で、その中から女史が適宜 . . . 本文を読む
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第一書房巡礼行記 処女出版松岡譲の『法城を護る人々』

2009年09月28日 00時00分21秒 | Weblog
第一書房を設立した長谷川巳之吉が最初に手がけた出版は、故郷越後長岡の先輩で、夏目漱石の弟子の松岡譲の『法城を護る人々』(全3巻)でした。 出版に先立って、新聞に大きく広告を出したことで、出版業界の顰蹙を買ったようです。 しかし、この大胆な戦略が見事に成功し、『法城を護る人々』は増刷に次ぐ増刷となります。 玄文社から独立したばかりの巳之吉、ほっと一息であったことでしょう。 『法城を護る人々』  . . . 本文を読む
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『ウキヨヱ内史』その後

2009年09月26日 00時42分21秒 | Weblog
ご心配をおかけした『ウキヨヱ内史』。 本日やっと到着いたしました。 函にやや難があるものの、本冊は2冊いずれも極上です。 『ウキヨヱ内史』が、わずか2000円で買える時代が来るとは、政権交代のお陰でげすな。 . . . 本文を読む
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意味深長な新曲 「Wrong Hole」 発見!!キュートな美女も

2009年09月25日 02時30分40秒 | Weblog
ヒット間違いなしの新曲発見しました。 1970年代のBreadのような爽やかなメロディーにのって、男女の出会いと別れ。 そして、ハッピーエンドが、綴られたミュージッククリップです。 とりあえず、ユウツベで聴いてくださいナ。 YouTube - Wrong Hole with DJ Lubel, Taryn Southern and Scott Baio いい曲でしょう。 さえない男を演じる . . . 本文を読む
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艷本『風俗三國志』

2009年09月23日 00時13分24秒 | Weblog
1825年(文政八年)の曲亭馬琴による『傾城水滸傳』に端を発した三國志の一大ブームは、十辺舎一九(重田貞一)をして『三國志畫傳』を書かせ、歌川圀芳をして刺青で有名な浮世絵「通俗三國志」を描かせました。 艷本の世界も例に漏れず三國志モノが出されます。 不器用又平(歌川國貞)描く艶本『風俗三國志』(半紙本三冊)です。 1830年(天保元年)のことです。 今回は、その中からチョット面白い図を紹介しま . . . 本文を読む
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『ウキヨヱ内史』 渋井清著

2009年09月22日 00時30分23秒 | Weblog
『ウキヨヱ内史』 (全2編、大鳳閣書房)。 『ウキヨヱ内史』 艶本好きの方でないと、見たことも聞いたこともない本でしょうね。 戦前に慶應大学教授の渋井清氏が、江戸時代に上梓された数々の艶本類を古書肆の力を借りて片っ端から取り寄せ、写真撮影した上に艶本の題名著者等簡単な説明を加えて出されたものです。 掲載の書影すべてモノクロですが、存在さえ知られていない稀な艶本を見ることが出来るため、艶本 . . . 本文を読む
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ルバイヤート(Rubaiyat)のある風景 Persia

2009年09月19日 00時00分17秒 | Weblog
ペルシャ語で書かれたルバイヤート達 こんなものまであるから、本に埋もれて寝るとこがありません。 「助けてくれ」と、女房に言ったら。 「自業自得。ばっかじゃない」 と温かい返事。 私がいなくなったら、本達は何処へ行くのでしょうか。 東京湾の埋め立て? 冬寒い越後の薪代わり? 気が気でなりません。 解決方法は、「体の調子が悪くなる前に、自ら処分すること」だそうですが、そうすると返って体の調子が . . . 本文を読む
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RUBAIYAT PERSIA

2009年09月16日 13時02分04秒 | Weblog
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日の丸のある風景

2009年09月07日 00時00分27秒 | Weblog
日本の国旗、日の丸のある風景です。 . . . 本文を読む
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串焼の名店「三政」へ行ってきました

2009年09月05日 00時00分39秒 | Weblog
焼き鳥ではありませんが、新橋にある串焼の名店「三政」へ行ってきました。 お奨めはシロモツとレバー(豚)。 お酒が進みます。 予約なしで席につけたら、その日はラッキーと思わなければいけません。 いつも満員で、シロモツはすぐに売り切れるといいます。 色気溢れるガラスケース 細かい仕事がなされた串の数々 見事な焼き具合 ジューシーなレバー串 緑色のやかんに、たっぷりとぬる燗の酒が入ってお . . . 本文を読む
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白鷺 その2

2009年09月04日 00時04分17秒 | Weblog
白鷺の足って案外太くて、恐竜に似てませんか . . . 本文を読む
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総革本の話 『裸婦詩集奇譚』

2009年09月03日 00時01分35秒 | Weblog
プレス・ビブリオマーヌ刊行第11番目の『裸婦詩集奇譚』を紹介しましょう。 佐々木桔梗編著の「Q氏手記」という形で書かれた、エロチックな小説です。 1963年(昭和38年)5月に、特装100部(天然ホワイトジルコン嵌入薔薇色染革装)、フランス装29部、刊者本20部(内ダイヤモンド嵌入白革装10部)の限定149部で刊行されました。 特に今回紹介するのは、ダイヤモンド嵌入刊者本10部本の内でも、ダイヤ . . . 本文を読む
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総革本の話 『火の装置』

2009年09月02日 00時00分53秒 | Weblog
鳥居昌三の詩集『火の装置』を紹介しましょう。 プレス・ビブリオマーヌから第6番目に刊行されたアヴァンギャルド詩集です。 装訂及びイラストには北園克衛。 親友の著作に佐々木桔梗氏は、装訂に関して随分とおごっております。 堅牢な総革、天金は無論のこと、本文用紙は越前特漉局紙を使用しました。 『火の装置』 鳥居昌三 1959年(昭和34年)7月 プレス・ビブリオマーヌ 総革装 天金 限定125部  . . . 本文を読む
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