昼より早稲田にて古文書の勉強をする。
テクストは『慶安太平記』。
由井正雪と丸橋忠弥の幕府転覆譚だ。
有名でしょ。
丸橋捕縛が今回のお題。
手に汗握る佳境の場面であろう。
しかし!!。
写本故か個人の書き癖や異体字、誤字のために半丁(二百文字前後)に一文字は難読の箇所がある。
それを読み解くのが古文書の醍醐味である。
読めない仲間に自慢したい。
不純な動機だ。
見慣れた楷書体とはかけ離れたもんじ . . . 本文を読む
久しぶりにびしょ濡れ。
赤城神社裏手を歩む最中。
叢雲湧き起こり驟雨降り注ぐ。
携帯傘で凌ぐ。
如何せん、小さい。
雨滴がしみ透る。
一時間ほどの雨は傘を物ともせず。
バックパックの和本を濡らす。
古通の校正を濡らす。
下履を濡らし下着も濡らす。
雨宿りしたくても神社ではできぬ。
そうこうするうち雨は止む。
全身水男。
歩を進める毎靴がクチュと鳴る。
かまわずまた歩き始める。
と虹が。
苦がなければ楽はない。
日が昇らぬ夜はない、のだなぁ。
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鮎を左に万寿を右に。
豪勢な夜を過ごした。
大分酩酊した。
鮎は旨いね。
万寿は久保田の銘酒。
新潟では千寿しかなかった。
本末転倒だが万寿が東京で呑めるとは嬉しい限り。
鯨飲大酔も致し方あるまい。
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お子様音楽がもてはやされる日本のミュージックシーン。
「聴いちゃいられない」とお悩みの皆様。
不佞もそうなんです。
で、不図いじったiPhoneのアプリ。
SoundHound。
この説明を見ればよく解るが、かいつまんで言うと。
流れてくる音楽に向け、このアプリを起動させると曲名が解るという仕組み。
「何となくメロディーは知っているけど曲名を知らないし、ましてや誰が歌っているのか解んない」な . . . 本文を読む