「梓弓引けど引かねど昔より心は君によりにしものを」
古径探索佃島
緑方細橋愁嘆
向日葵咲小窓 . . . 本文を読む
iPhoneのGPS(Global Positioning System)全地球測位システムが、こんなにも使えるものだとは、ドコモ時代(私にとっては17年間の年月)には思いもよらないことです。7月まで使っていたドコモの904iでは、現在位置を知るのに結構手間がかかり、使えるツールではありませんでしたが、iPhoneではインターネットの検索システムと相まって非常に強力な使えるツールとして君臨していま . . . 本文を読む
さくら井屋文庫第二編
木版も美しい、さくら井屋文庫の表紙です。昭和11年1月15日、定価50銭で発行されました。木版の挿絵が2点入っております。残念ながら表紙も挿絵もあの「小林かいち」ではありません。表紙が岡本井筒、挿絵が西村鶴三。
「本舗三井」とある木版製の包装紙
これを利用して明治の少女は、手習帳の表紙に転用しました。リサイクルです。主たる赤色が少女をして表紙に作らしめたわけで、古今 . . . 本文を読む
第一書房から発行された『上田敏詩集』さまざま
向かって右から『上田敏詩集』1925年(大正14年)4月15日第1刷、同書、1926年(大正15年)4月15日第5刷、1928年(昭和3年)1月25日改訂版・第2刷り、同書の5冊を紹介します。
いづれも背革総訂、天金、平金泥印刷の豪華な造本です。
『上田敏詩集』は第1版から第6版まで5,800部印刷され、さらに判形とデザインを若干修正して1927 . . . 本文を読む
平に青クロスを使用した発禁本『婦人の冷感症』
卑猥な箇所は伏字とドイツ語原文のため想像力が必要ですが、それでも、本文を紹介できないほどエロスが充満した内容です。
高橋毅一郎訳、四六判背コーネル革装、最新治療発行所、1937年(昭和12年) . . . 本文を読む
人いきれで一杯の永代橋端詰
8月17日、朝のしじまを縫って花火の音が聞こえます。
「ポン、ポン」、祭礼の合図です。
江戸富岡八幡宮の例祭「深川八幡祭り」が始まったのです。
通りを過ぎ、川の流れを超えて、祭りのにぎわいが聞こえてきます。
江戸三大祭の一つだけあって、盛大な規模です。
大小あわせて120数基もの各町内会の神輿が辻々に繰り出します。
箱崎や新川から門前仲町にかけて永代通りは、終日交 . . . 本文を読む
豊国漫画図会より「石川五右エ門」
朱色の地潰しが一際美しい初摺りならではの歌川豊国描く「石川五右エ門」の図。
残存する多くの図は後摺りで地潰しが濃紺で処理されており、華やかさがなくなっています。
朱色は貴重な紅花を複数回重ね摺りをして発色させるため、当時も非常に高価な染料でした。そのため、紅花使用の朱色は、版木の摩滅もなく数少ない初摺りにこだわって使われたようです。
歌川豊国の豊国漫画図会 . . . 本文を読む
2004年(平成16年)12月「書肆ひやね」より刊行した『生と死の谷間』限定30部の特装本。この編集デザインに図らずもかかわってしまいました。何種類かのラフをコーディネーターの佐々木桔梗氏に見てもらい、そのうちの一つが採用されて上記の様になりました。
背コーネル革装訂を採用し、使用する革は蛇皮。さらに三方金を施す贅沢さ。まことに美しい本となりました。刊行前に完売。桔梗さんも非常に喜んでいただ . . . 本文を読む
佃大祭も終わりました。
祭りの後の寂しさ、本で紛わす事に致しましょうか。
背コーネルの赤革も美しい第一書房の哲学書『独り思ふ』
シュライエルマヘル著、陶山務訳による『独り思ふ』です。
背コーネル革装訂、四六判、天金、和紙刷りの瀟洒な本です。
第一書房から1934年(昭和9年)1月16日に出された哲学書でございます。
発行部数は訳者の検印シールの裏に初版1,300部と記入されています。
面白 . . . 本文を読む
炎天下「若い者には負けられない」と八角神輿を担ぐ新青年たち
「津久田」の提灯が泣かせる、江戸下町風情
普段は自動車道路だが、今だけは「神輿ロード」である
「木遣」登場で佃大祭はクライマックスへ
これらの写真はすべて、「iPhone」で撮影しました。思いの外、綺麗に写っていると自画自賛。ただし、晴天時でかなりシャッター速度が速いためぶれないようですが、暗いときは要注意です。
本日、 . . . 本文を読む
佃大祭は8月1日(金)から4日(日)まで。ピークは3日(日)です。
テキ屋さんも大群で来襲していただき、楽しい祭りになりそうです。
住吉大社の幟が立ちました その一
後ろは高層マンション群 赤い橋は「佃小橋」
住吉大社の幟が立ちました その二
お神酒&獅子頭
月島ブロックの子供用神輿
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