四行詩集日乗

夜鴉亭好RUBAIYATルバイヤート限定本浮世絵草双紙
艶本読本詩集無節操無分別無目的展開
備忘録粗忽書影日記帖也

Rubaiyat挿絵本の変遷 Frank Brangwyn その2

2008年05月30日 01時01分16秒 | Weblog
ブランウインのイラスト入りルバイヤートが挿入されたギビングス社とフォリス社のデザインはどうであったでしょうか。まず、最初に1906年発行のギビングス社版を見てみましょう。オーナメントはグリーン一色で表現されています。オーナメントもブランウインの作です。全体のビジュアルもブラウインが担当しました。 タイトル   続いてフィッツジェラルド初版本の詩が掲載された本文。これは第1歌 . . . 本文を読む
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RUBAIYAT 1919年

2008年05月28日 12時10分13秒 | Weblog
 以前に紹介したフランク・ブランウィンのルバイヤートの表紙色違い版です。内容は全く同じです。 1919年ルバイヤート これが前回紹介した表紙です。   同年年ルバイヤート   . . . 本文を読む
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1965年 英語青年

2008年05月23日 00時21分05秒 | Weblog
「英語青年」1965年1月号 「英語青年」の新春特集で寿岳文章がルバイヤートの訳詩比べを行いしました。蛎瀬彦蔵以下取り上げた翻訳者数は10人。一寸面白いアイデアですが、数がやや物足りないですね。『四行詩集彷徨』ではこの考えを頂戴して30人50冊の訳詩比べを展開しております。勿論、全冊の書影と書誌データも掲載してあります。誌上での鑑賞会をお楽しみください。 . . . 本文を読む
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1949年 愛恋英詩抄

2008年05月22日 20時42分09秒 | Weblog
『愛恋英詩抄』 1949年4月20日、『愛恋英詩抄』が新月社から発行されました。 帯の解説曰く 「英文学の粋と云われる英詩について、その当初五百年間の代表的詩宗、並びに有名な若干の米詩人の、「愛恋」を主題とした不滅の傑作を選び系譜的に分類排列を試みた、豪華清新な詞華集である。」 ということです。 重訳者は京都大学英文学科出身の左右田實。シェイクスピア、バイロンらに混じってフィッツジェラルド . . . 本文を読む
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1948年12月30日 岩波文庫初版本書影

2008年05月21日 19時30分27秒 | Weblog
拡大版 . . . 本文を読む
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プレゼント用ルバイヤート その2

2008年05月20日 13時29分41秒 | Weblog
ニューヨークのトーマス Y. クロウエル社(THOMAS Y. CROWELL & CO.)から出されたプレゼント用にルバイヤートを紹介します。以前に紹介したものと同様に、華麗な総革装訂、三方金です。 革表紙は様々な模がエンボス加工を施され浮き出しています。150×100ミリ、288頁。フィッツジェラルド第4版101篇が掲載され、初版から第4版までの篇数対照表が添付されています。 . . . 本文を読む
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RUBAIYAT 1912年 カレンダー登場 その2

2008年05月19日 00時56分53秒 | Weblog
前述のカレンダー最後の頁の12月分を拡大してみました。ルバイヤートの71篇から75篇までが掲載されています。 . . . 本文を読む
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RUBAIYAT 1930年その2

2008年05月17日 00時13分51秒 | Weblog
ポガニーのルバイヤートの挿絵を紹介します。 左:カラー挿絵        右:モノクロ原画                  分かりにくいかもしれませんが下に                 ポガニーの直筆のサインがしてあります。 「RUBAIYAT 1930年」を紹介する際に表紙のみを掲載したので、「実際のポガニーのイラストを知りたい」とのご要望に答え、今回ポガニーのイラストを掲載してみまし . . . 本文を読む
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プレゼント用RUBAIYAT

2008年05月15日 00時13分19秒 | Weblog
19世紀後半、アメリカ、ニューヨークのトーマス Y. クロウエル社(THOMAS Y. CROWELL & CO.)から華麗な総革装訂、三方金で幾種類かのルバイヤートが発行されました。 今回取り上げるのは、その中の一冊です。革の表紙は花々が浮き彫りされたエンボス加工が施され、葉や花には緑や赤で色刷りされています。女性向のデザインから、愛する人へのへのプレゼント用に考案されたルバイヤート . . . 本文を読む
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RUBAIYAT 1920年

2008年05月13日 16時53分48秒 | Weblog
フランク・ブラウィン(Frank Brangwyn)が、フィッツジェラルドの初版本75篇に対応して15点のイラストを描いたルバイヤートを紹介しましょう。T.N.Foulis社発行、270×215ミリ、70頁。 . . . 本文を読む
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RUBAIYAT 1922年

2008年05月11日 00時03分54秒 | Weblog
フィッシュのイラストを少し大きめのサイズで掲載してみました。 いかがでしょうか。金銀の特色印刷がはっきりと出ているのではないでしょうか。 . . . 本文を読む
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RUBAIYAT 1909年

2008年05月09日 00時18分31秒 | Weblog
ギルバート・ジェイムス(GILBERT JAMES)のカラーイラストが16点挿入されたルバイヤートです。1909年にロンドンのアダム&チャールズ・ブラック社(Adam and Charles Black)から発行されました。255×195ミリ、202頁、白クロス装訂。 . . . 本文を読む
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RUBAIYAT 1930年

2008年05月08日 14時29分32秒 | Weblog
ウイリー・ポガニー(Williy Pogany)がデザインしたルバイヤート。1930年ジョージハラップ社製の(George C.Harrap AND Co.Ltd.)総革本です。260×200ミリ、173頁、天金。750部限定で、ポガニーのサインと限定番号594番が入っています。フィッツジェラルドの初版本75篇をポガニー作の華麗なオーナメントが包みます。 ポガニーと云えば、ルバイヤートのカラーイ . . . 本文を読む
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ディナー・メニュー その4

2008年05月07日 00時31分33秒 | Weblog
オレンジ色のメニュー。1909年11月のオーマ・ハイヤーム倶楽部のメニューです。 . . . 本文を読む
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