四行詩集日乗

夜鴉亭好RUBAIYATルバイヤート限定本浮世絵草双紙
艶本読本詩集無節操無分別無目的展開
備忘録粗忽書影日記帖也

町を歩こう その4 千年を生きる

2009年08月28日 00時00分12秒 | Weblog
フラフラと町歩きをしていると、色々なことが目に入ってきます。 T京都T央区あたりを緩歩の最中に接近したのが、このポスターです。 紙漉の名人技を拝見 越前和紙で人間国宝となった、九代目岩野市兵衛氏の生漉奉書名刺の宣伝広告です。 九代目には、福井県武生市で紙漉の現場をご案内して頂いたばかり。 あまりの奇遇に、ちょっぴり驚きました。 遭遇場所は、名刺や封筒で有名な紙問屋の「Y櫻」。 そこには . . . 本文を読む
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総革本の話 『湯川秀樹選集』 

2009年08月27日 23時12分15秒 | Weblog
『湯川秀樹選集』全5巻の背表紙をお見せしましょう。 第1巻~3巻までは、背文字も金でしたが、第4巻、5巻は緑となっております。 経費節減からの工夫でしょうか。 総鹿革装訂『湯川秀樹選集』 . . . 本文を読む
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旅路の果てに

2009年08月26日 00時04分33秒 | Weblog
長い旅路の果てに、たどり着く千本杭。 残ったのは、数本。 マーク・ロスコの様な深い色調。 そこに、人生を見る。 . . . 本文を読む
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総革本の話 『湯川秀樹選集』 その5紀行篇「旅のたよりと歌」

2009年08月25日 00時00分09秒 | Weblog
頒価1200円の『湯川秀樹選集』。 1956年(昭和31年)の1200円は、現在の24000円位ですから、かなり高価だったに違いありません。 それ故か、売れ行き芳しくないようで、最終巻の第5巻は限定100部から限定50部になります。 第5巻紀行篇「旅のたよりと歌」、他より若干貴重かもしれませんね。 『湯川秀樹選集』 第5巻紀行篇「旅のたよりと歌」 湯川秀樹 1956年(昭和31年)6月25日 . . . 本文を読む
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総革本の話 『湯川秀樹選集』 その1「半生の記」

2009年08月20日 00時00分01秒 | Weblog
湯川秀樹。 1949年(昭和24年)に日本人として初めてノーベル物理学賞を受賞した彼の名前を知らない人はいないでしょう。 この嬉しい話題は、敗戦・占領下で悲惨な生活を送っていた日本人に、大きな力と自信を与えました。 戦時中、京都の地で、美しい書籍を発行していた甲鳥書林の中市弘。 彼は京大出身の湯川秀樹と親しかったようで、商才逞しく『湯川秀樹選集』(全5巻)発行に漕ぎ着けました。 第1回配本は、 . . . 本文を読む
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町を歩こう その3

2009年08月19日 00時06分53秒 | Weblog
裏道に歩を進めていると、ふとある人の思いが、よぎることがあります。 永井荷風。 東京市中の散歩をこよなく愛した、横道探訪の稀人。 彼は、傘を片手に金鱗堂版尾張屋の彩色摺江戸切り絵図を懐に忍ばせて、路地裏や横丁をあてどもなく歩き回りました。 名所旧跡や土地の優雅さの再発見が、目的ではありません。 芝増上寺の大門や加賀藩下屋敷の赤門といった大層な風景を愛でるのでもないのです。 彼の心願は、路地や辻 . . . 本文を読む
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お盆も終わりですね

2009年08月17日 12時25分00秒 | Weblog
お盆の間、少し休みました。 今日からは、ボルトの世界新記録の走りのようにブログを更新していきたいと思います。 甲鳥書林の総革『湯川秀樹全集』等、まだまだ紹介したい総革本もありますから。 在りし日のH図書館 . . . 本文を読む
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白鷺

2009年08月12日 00時00分08秒 | Weblog
東京にも白鷺はいるんですね。 欄干に止まったところを、パチリ。 自然を破壊しつくした高度経済成長の頃の開発、造成ラッシュ。 それから、昭和という時代を経てはや40年の時が流れました。 いささかでも自然を残そうとする動きが、伺い知れる今日この頃。 そのお陰で、白鷺が飛来するようになったのかもしれませんね。 脱ダム宣言で一石を投じたTY氏の影響も少しはあったのかも。 前の選挙のとき彼は、月島あたりを . . . 本文を読む
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護岸工事

2009年08月06日 00時00分23秒 | Weblog
少し前の新佃島の護岸は、堤防上に近隣の住民によって造られたミニガーデニングがあり、脇の雑木と相まって夏は涼しい木陰を提供し、都会のオアシスといった風情がありました。 散歩がてら、通勤がてらこの堤防上のミニガーデニングを通るのが楽しみでした。 それが、ある時急に新たな護岸工事が始まり、発見したオアシスは、アットという間に人工的でつまらなく味気ないものに、変貌してしまいました。 一見の価値があった見事 . . . 本文を読む
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鉄砲州地上げの跡

2009年08月05日 00時00分09秒 | Weblog
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ある日の五反田古書展

2009年08月04日 01時19分23秒 | Weblog
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月島の揚羽蝶

2009年08月01日 16時10分55秒 | Weblog
月島にも揚羽蝶は、居るのですね。 花から花へ、ひらひらと飛び回っているところを接写。 . . . 本文を読む
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