「優游の会」たかはしてるを四部作 其之壱 肉筆本「あけくれ」２

肉筆本「あけくれ」限定１６部　１９８８年（昭和６３年）
高橋輝雄和尚の署名は「たかはしてるを」とあります。「眞鍋かをり」の「を」の使い方、和尚を真似したのかな。



たかはしてるを署名


もう一つ紹介しましょう。



「常不軽菩薩品」良寛作　たかはしてるを画


朝行礼拝暮礼拝但行礼拝送此身
南無帰妙常不軽天上天下唯一人

「常不軽菩薩品」久しぶりに拝見しましたが、名品ですね。心に染み渡ります。

朝に礼拝を行じ暮に礼拝し
但礼拝を行じて此身を送る
南無帰妙常不軽
天上天下唯一人

只管礼拝あるのみ。晩年の境地はひたすら、万物へのありがたさを賞すること。こんな心持に、不佞も交通事故を経験してから変身変容変更変貌変態するようになりました。