ローマ人な休日

イタリア好きなローマ帝国を崇拝するDUCATI乗りの趣味をご紹介!!

Kawasaki チャリンコ カスタマイズ(その1)

2012-02-18 21:43:53 | マウンテンバイク

久しぶりに、更新です

今回は、通勤に使用している自転車についてのご紹介

 その自転車は、 “Kawasaki KDX-526” とゆ~「クロスバイク」でございます


ほぼ、オリジナルですが・・・・ 既に、ちょっこし改造を!


この自転車、

大型ショッピングセンター「JUSCO」で1年前くらいに購入したものです。
年末セールで1万円引きの3万円で売られており、在庫は入荷してる物限り!?
とのことで、買ってしまったのです
 
しかし・・・・

その後も(今も、か?)お店を覗けば、延々とならべられており、
まんまと、店員さんの口車に乗せられて、財布の紐を緩められた?かも
 
とは言うものの、バイク(単車)好きのわたくしには、たまらないカテゴリー にて、
きっかけはどうあれ、結局は買っていたことでしょ~

本来DUCATI信者のわたくしは、DUCATIの自転車 あたりに飛び付くべき?であるのですが、
何故か?未購入。(笑)


今回の Kawasaki チャリンコをカスタマイズするにあたり、
交換パーツの購入代総額を考えたら、その手の自転車をもう一台新規に購入した方が
よっぽど賢い選択なのかもしれません。

が、 そぉ~ゆぅ~問題ではないのだっ!
 
おっと、、前置きが長くなってしまいましたが、

今や、この手のチャリンコは、車メーカーバイクメーカーなどが商標(ロゴ)だけ有償貸与させて
様ざまな “コラボ自転車” があります。

自分のお気に入のメーカーのコラボ・チャリが安く買えるのは有難いことですが、
やはり「ちゃんとした物」は、それなりの価格がします・・・

そんなピンキリのコラボ・チャリのなかで、キリ?のチャリンコを
自分の手でそれなりの物に仕上げられないだろ~か?

と、考えてしまったことで、チャリンコのカスタマイズ地獄に陥ることに

自分なりに納得できる、オリジナルの製作も、チョット愉しそ~だな♪ と

てなことと、毎日の通勤で酷使され、お世辞にもいいと言えるには程遠い?
グレードのパーツ類の車体にはさすがにガタがきて、見た目にもけっこうヤレてきたので・・・・
(あくまでも、見た目重視です、、☆)

そして、ゆうに17kgもある激重のチャリンコを、少しでも見栄えよく、カッコ良くすべく、
約1週間ほど、日夜チャリンコと格闘する日々を過ごしたのであります!
(実質の作業日数は、正味4日か、5日間ほどでしたけど

今までに、単車は結構いぢくり倒してきたけど、
本格的なチャリンコいぢりは、初めてに近い
 
この“Kawasaki KDX-526”を購入した直後、
「クロスバイク」というタイプの乗車姿勢に慣れてないのか??
わたくしの体型(座高?)が、合わないのか???
ハンドルバーの高さと、シートの高さのアンバランス感が許容範囲を超えており、
ハンドルバーとステム、シートポストは、すぐさま交換してしまいました

その状態での、ほぼオリジナルの姿がこれです。 (泥除けは、後付けのアフターパーツ)


カスタマイズについては、「kawasaki」のロゴを残さないと意味がないので、
フレームとシートだけ残し、他は全取っ替えとなりました!

純正のリアサスペンションは、一見オイルダンパー式に見えますが、
スプリング部分がラバーで覆われた、単なるバネ式のサスペンションです
フロントも同じくバネです・・

今回のカスタムでは、フロント・サスフォークは SR  SUNTOURのオイルダンパー式、
リアは“KIND SHOCK”のオイルダンパー式の物に交換です

 
 純正フロントフォーク&サスペンション  

  
リアサスです。 フレームヒンジを介してなかなか洒落たポジションに装着されてます!
  純正で装着されていたサスもKIND SHOCK製です。


ちなみに、今回のカスタムに収集した交換パーツ類の全容は次のとおりです☆

 ハンドルバー:  EASTON EA50
 アヘッドバルブ:  BBB
   シフトレバー&ブレーキレバー (デュアルコントロールレバー) : シマノ ST-M600
 ディスクブレーキ キャリパー: シマノ BR-M601  ホース: シマノ SM-BH59
 ディスクローター: シマノ SM-R51 160mm×2
 グリップ :  SPECIALIZED BG CONTOUR Locking Grips
 ワイヤー類:  シマノ MTB  SHIFT  CABLE  SET
 フォーククリップ :  ジョグワイヤー  ステンレス・アジャストメント・ケーブルクリップDCA010
 センターロック・アダプター: シマノ SM-RTAD10
 フロントクランク: シマノ FC-M590 44×32×22T (BB付属)
 フロントディレーラー: シマノ FD-M590 (チェーンステイアングル66-69°)
 フロントフォーク&サスペンション: SR SUNTOUR  SF12-XCR-P-LD-26TS (2.5kg )
 リアサスペンション: KIND SHOCK KS-300N
 チェーン: シマノ CN-HG73(9-speed)
 リアデイレーラー: シマノ RD-M591
 カセット・スプロケット: シマノ CS-HG61(9-speed))
 ペダル: ウェルゴ LU-C27G  bazooka
 ホイール: シマノ WH-MT15( 前後セット)
 タイヤ:  SCHWALBE  MARATHON 50-590  26×2.0


上記の紹介パーツ群を陳列して


その他に、

 工具セット(オークションでの格安品・・)
 カラー・アルミボルト類
 シマノグリス  DURA-ACE
 ギザ ワイヤーカッター
 ミノウラ ワークスタンド DS-520
   ホーローテックⅡ用BBブラケット レンチ
 (クランクボルトを取り付けるノブもセット。「工具セット」に、このツールがないことと、
  ホーローテックのBB
には、このツールが必要であることに後々気づく・・・笑)
 バイシクルメンテナンスマット 2枚 & 
ニーパット
 カラー・エンドキャップ  


で、 先に紹介しちゃいますと、カスタマイズ完了後は、こんな感じになります!!

  
カスタム後       

 
カスタム前            

画像で見ると、それほど変わらないか、な・・・

 

えぇ~と、 ちなみにぃ~

今回の作業で苦労した点をご紹介しますると、

リアサスペンションの交換用で購入したサスペンションには、
6mm径のストレーナーが圧入されていたため、フレームの軸受けの穴径に合う8mm用のストレーナー
への交換作業が必要でした。

ところが、このストレーナーを外す作業に、結構手こずりました・・・・


左右端の丸いリングが“ストレーナー”

ウォーターポンプ・プライマーを用いて、こねくり回すと外せる?
と、ネット上に紹介されてたのでひたすら、こねくり回したら、
片側は容易に外せたのですが、もう一方側がびくともしない・・・・(画像左側の径の小さい方が)

ひたすらプライマーで、こじりに、こじって、、、、悪戦苦闘

よぉ~やく のこと抜けたのは良かったが、
サスのアーム部をプライマーで
擦ってしまい、やや傷がついてしまった・・・


やっと、外れた・・・・(右から2番目の工具がプライマー)

付け替えるストレーナーの圧入は、ネットで紹介されていたDIY工具のボルト類で難なく装着OK。
外すときに、かなりこじったせいもあり、多少甘くなっちまったかな~?
(もちろん、グラつくまでは、なりませんけど )

  
   新しくDIYツールで圧入したストレーナー            
ストレーナーは、アフターパーツで色んなサイズが売ってます!  


   この画像の右側の長ネジよナット類がDIYツール
  (両側のナットを締め込んでいけば、圧入OK!)


いざ、フレームに装着してみたら、ここでちょっと問題が、、、
事前にきちんと寸法計測して長さの合うストレーナーを装着したにも関わらず、

やや隙間が空いてしまってる

これではサスの受け部が左右にスライドしかねないので、ホームセンターで真鍮ワッシャーを調達!
(この作業中、ホームセンターに一体何度足を運んだことか

軸受け部の金色の部位が、真鍮ワッシャー

あと、もう1点苦労したのは、ヘッド部位です。

このチャリンコのヘッド部は、アヘッド式なのですが、シールドベアリング式ではないため、
ボールベアリングは、シールでカバーされてます。

当然?毎日酷使されたシールは、分解してみると、
き裂が生じていて切れてしまっており、再利用は不可能・・・

ぴったり合う物はなくても、こんなもんショップにたくさん転がってるだろう??
と、近場のショップを探し尋ねたが、
案の定「セットパーツなのでシール単品は、ちょっと・・・」との一様の返答。

「保証はしないけど、適当なの持ってっていいよぉ~♪」
なんてな、気の利いたSHOPさんは、残念ながら近くにはなかった・・・
(もちろん径の大きさがほぼ同じ物でないと、ダメですが)

  
 亀裂が入ってたシールを嵌めてみたけど・・・ ご覧のとおり    
                                     

    で、シールがないとやっぱり隙間が空いちゃう・・・
 上側のキャップは、適当に合いそうな物をショップで有料で譲ってもらいました!


最近のチャリンコ(マウンテンバイクは?)は、ほとんどアヘッドタイプなので、
ヘッドパーツを、セットで一式交換しても、料金的には、たいした額ではないのですが、
そうなると、フレーム側のヘッドカップも脱着しなければならなくなるし、
そのための専用工具かDIY工具を調達する必要もあるので、しばし悩む・・・。

悩んだ理由のひとつは、
ではなくて、このカスタマイズ作業にあたり、プロ(バイシクルショップ)の世話にならず、
自給自足で仕上げる!
と、ゆ~ことをひとつの目標に掲げていたのです!(意地)


悩んだ結果、
既存のベアリングを流用することに決定。(シールは、無くても大丈夫なパーツだし・・・ 笑)
でも、シールについては、ホームセンターで径の合いそうな汎用のOリングで代用することに。


 100円程度で売ってます。 おもった以上に厚みがあり、結局更に薄いタイプの物を追加購入。

しかしながら、
新たに装着するフォークのアンカーヘッドナットの圧入と、
余分なフォーク長のパイプのカットについては、
結局ショップの助けを借りることになりました・・・・

工賃たったの¥500円なので、 自分でやるより、安いし確実です
ついでに、もとのフォークから外したベアリングの玉押しカップも只で圧入してもらっちゃいました

シールについては、なかなかピッタリ合う物がなく、妥協となりました。
ヘッド下側のシールは、やや緩めの物になってしまい、雨天時走行での水の侵入がちょっと心配です・・・


では、次ページで作業工程の詳細をご紹介!