本日は木曜定休日でした
昨日と今日で塗装小屋に篭っておりました
TZR250のケースカバーにクリアーを吹きます
吹かなくても問題無いのですが
汚れが滲みやすく手入れが大変なので。。。
ケースカバー合面に塗装が乗っちゃうとオイル漏れの原因となるので
マスキングします
精度が高いとはいえ側面は
ザラついているのでカッターで一発では切れません
拡大鏡を使ってペンカッターでササクレをチマチマ切り取ります
刃が命なのですがアルミでダメになるので2回ぐらい替えてます
めんどくさいのですが切れない刃でやり続ける方が効率悪いですからね。。。
こちらはSPN様のタンクです
赤くしておりますがこれはラインになる部分の色で最終的には黒ベースとなります
お客様から「こんな感じで」とご指定のデザインがありましたが
少しアレンジを加えて試し貼りしてみます
極力SRの伝統的なデザインをベースに「らしく」をイメージしてます
なんか気に入らないのでやり直しました
なんか違う…
再度やり直しました
3回分の無駄な時間。。。
今までも何度もやり直しをしましたが 始めた頃よりだいぶスムーズに曲線を貼れるようになったかもです
何度も何度も失敗して覚えるものなんでしょうから「やり直し」は決して無駄な時間ではないのかもですね
という事にしておきましょう
迷いがあったり頭の中で想像できない時とかは何度やってもうまく行かない事があります
なので一度リセットして
再デザインしてやり直しました
コレでいきます
金メタリックにシルバーメタリックを少し加えております
このゴールドもラインとなる部分です
アイアンマン?
スペクトルマン?(昭和)
昨日はここまででした
木曜の作業開始です
今までの経験から
少し遠回りですがライン保護のため
一度クリアーを入れます
同じ失敗はしたくないですからねぇ
しばらく完全乾燥させます
他にも色々やってました
前回失敗したフロントハブも一からやり直してリベンジしました
リムも前後2台分塗ります
内側は基本的に塗らないので
紐で吊りました
これだと180°回転させやすくていいかもです
フックが掛けられないので今までは
バルブ穴の1箇所で吊っていたので
下側は塗り辛かったんです
こちらはカスタムキックペダルのアームです
クリアーを入れました
こちらはゼファー400χのフェンダーにクリアーを吹きました
サフが塗られた状態でお預りしたのですがペーパー目が荒すぎてかえって二度手間でした…
ま、しゃーない
画像は水曜日のですが
木曜日にすぐ取り掛かれるように
プライマー(接着剤)を吹いておきました
今日は天気が良くて
仕事が捗りましたね〜
こちらは一液の黒です
1台分は艶あり黒で
もう1台はマットブラックです
フラットベースはクリアに混ぜて吹いています
いい感じで艶消しです
半艶黒はその度合いにもよりますが
10:1や10:4 で主剤と硬化剤を混合してそれに対して15%前後のフラットベース(艶消し剤)を加えます
例えばですが
クリア100 硬化剤25 →125cc
これに15%を加えるのでおよそ144ccとなります
場合によりますがこれにシンナーを
5〜10%足します
が
全艶消しとなるとフラットベースを
70%近く入れます
なので上記の例でいくと
125ccの70%加えるのでおよそ213ccとなります コスパ悪すぎ。。。
ということで 天気などの条件も揃っていたのでいい感じで進みました
では また明日