robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

順位戦の冬きたる

2008-12-02 10:52:57 | 将棋な私
今日のC2から、中盤戦最後の対局が各クラスで年内に指される。

各クラスともこれから各棋士がおおよそ4番ずつ指す、奇数人数の組は変則の対局数の者も何人かいるが・・・ここから全勝すれば、今現在どんなに厳しい成績の者でも大体助かる。

逆に、どんなにここまで良い成績で着ていても、ここから4番落とすと昇級できないどころかA級B1なら陥落までありえる。

いわばゴルフでいう「上がり3ホール」に近づいてきている状況。

改めて順位戦の番組表を見ていて気付いたことが1点。今年は極端に全勝者が少ない、ってかもうC2のZONE平こと大平くんだけ6-0で、あとは全クラス全勝者がいなくなっている。

AとB1の混戦ぶりについては以前からコメントしていたが、その傾向が全クラスに波及しているようである。若手の勃興が全クラスの活性化と混戦化をもたらしているようにも思える。

これから寒さが厳しくなると首筋に強く風が当たる者たちが1人また1人と増えていくのが順位戦の冬である。そして最後に水温む3月にその総決算が。

将棋ファンにとって慣れ親しんだ季節感がとてもフィットするのが将棋界のカレンダーなのですよ、ふふふ。

一応応援する棋士を並べておきます。

A級:佐藤
B1:行方
B2:先崎・島・中村 ※ここだけ多くなってしまう(笑)
C1:宮田
C2:天彦

一応全員に上にいける出目が残っている状況。さてさて何人上がれますやら。