robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

竜王戦第三局

2008-11-14 16:50:03 | 将棋な私
岩手県は平泉で昨日今日と指された第三局。一日目の午後から終盤戦に入ると言う異例の展開から後手番羽生が中盤から終盤の入り口で築いた優勢をそのまま上手に着地させた形で勝ち。これで○○○となった。

将棋界では、今まで絶えて三連敗後の四連勝でのタイトル戦逆転決着はない。
先例主義に立てば実質的に本シリーズ終了と言うことになるが・・・勝負事は一回一回五分五分だから、本来的にはそう単純ではないんだけど。

前回も書いたけど、「結局羽生さんとは力の差がある」と渡邉自身が認めてしまっているかのような淡白な非勢からの負けが続いているのがどうにも痛々しく感じてしまうのは、うがち過ぎだろうか。

ここまでくると、次の羽生の先手番で決まってしまう可能性が俄然高まった。
要は「一番入りさえすれば」の想いの渡邉に対し、
「その一番、いれさせるものか」と裂帛の気合で一気に倒しに掛かる羽生の姿がほのみえる。

だからこそ、渡邉に一番入れて混沌となる展開を少し見せて欲しい・・・あれ、羽生ファンなんだけどな?、俺(笑)