里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

クロカンパークのヒメザゼンソウ

2010年05月30日 | 山野草
5月2日の観察会では全く花の咲く気配の無かったヒメザゼンソウ。
講師の開花予想では5月15~20日という事だったので、15日に行って見たが空振
りの2アウトになってしまった。 
そこで性懲りも無く3度目の偵察に行って見るとようやく咲いていたが、ザゼンソウに
比べて遥かに小型の花だった(→)!
葉はまるで大型のホウレンソウのように見えるが毒草だそうで、何故かこの葉を冬眠か
ら覚めたツキノワグマが食べるという。 クロカンパークでも目撃したそうだが、その
時期には余程食べ物がないのだろうか?
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ヒメザゼンソウ、姫座禅草(サトイモ科、ザゼンソウ属)
北海道や本州の日本海側に多く、山地の湿った林内や沢沿いで自生する多年草。
葉は卵状長楕円形で長い葉柄の先につき、ウバユリの若葉やホウレンソウの姿に良く似
ている。
初夏になると葉は枯れて開花するが、花序の長さは約1cmで、それを暗紫褐色で長さ
3~5cmの頭巾のような仏炎苞で覆っている。 果実は翌年の初夏に熟す。


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