里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

クコの花

2011年09月10日 | 花 木
畑で クコ の花が咲き始めた。

花を見る為に友人から貰ったものだが、花がイマイチな上に、垂れ下がった茎から根が
出ては広がって行くので困るらしい。 おまけに剪定しようとして触ると棘が刺さって痛い。
どうも厄介な代物らしい?

クコ、枸杞(ナス科、クコ属)
全国の林縁や河原などに生育する落葉低木。 樹高は0.5~1.5m。
茎は垂れ下がってツル状になる事も多く、接地した部分から発根する。
葉は倒披針形で互生し、全縁無毛。 葉腋に枝が変化した棘がある。
花期は8~10月で、葉腋に1~3個の紫紅色の花をつける。 花は、漏斗状で先端は
5裂する。 径は2cm弱。
秋に楕円形の赤い実をつけるが、甘くて美味しい。
若葉は食べる事が出来るし、クコ茶としても飲まれる。 実はクコ酒にして飲まれ、
いずれも疲労回復に良いとされている。
〔名前の由来〕
中国名の “枸杞” を音読みして “クコ” と名づけられた。