里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ハクサンチドリの花

2011年05月03日 | 庭の山野草
昨年エゾチドリを買ったが、東京山草会の「ふやして楽しむ野生ラン」という本には、
「株繁殖せず実生も困難で、寒冷地でも栽培維持はほぼ不可能」と書かれていた。
ところが今のところ順調に花芽が上がって来ているようなので、今度は、ハクサンチドリ
を買ってみた。  これも「株繁殖せず実生も困難」とされているらしい。

ところがダッ。 ようやく可愛い千鳥の花が咲き始めたというのに、何と早くも葉がナメクジ
に齧られているではないか! 
このまま放っておけば栽培困難どころか即死させられてしまう!  さてどうしたものか…?

ハクサンチドリ、白山千鳥(ラン科、ハクサンチドリ属)
本州の中部地方以北で、亜高山~高山の草原に自生する多年草。 草丈は10~40cm。
葉は、長さが5~15cmで細長く、3~6枚が互生する。
花期は6~8月で、茎の先に径が1.5cmで紅紫色の花を10数個総状につける。
〔名前の由来〕
“白山”で見つかり、花の形が“千鳥”に似ている事から“白山千鳥”と名づけられた。