里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

コンニャクの花

2009年06月23日 | 野 菜
舅の家で、食用として保存しておいたコンニャク芋からグロテスクな花が咲いていた。
良く見ると、同じサトイモ科の花だけあってサトイモの花と同じ姿をしている。
コンニャク(コンニャク属)、6/21サトイモ(サトイモ属)、8/27

山野草にも、サトイモ科のマムシグサやウラシマソウなどがあるが、これらも花の
姿が良く似ている。 
しかし、こちらは同じサトイモ科でも有毒なのだそうだ。 自然は複雑だ!
マムシグサ(テンナンショウ属)、4/23ウラシマソウ(テンナンショウ属)、4/21

コンニャク(サトイモ科、コンニャク属)
インドシナ半島原産で、日本へは仏教伝来の頃に中国から渡来した。
食用として栽培しているのは日本(主産地:群馬県)、中国、韓国等で、市場に流
通しているのは日本のみ。
4~5年経つと花を咲かせ、その後は枯れてしまう。 花は4~5月頃咲くが、暗
紫色で悪臭がある。