一僧侶の日常の思いを語る
沙門の法話
厳粛
今、デスクでパソコンに向き合っているのですが知人からいただいた小さなお坊さんの手作り人形が笑っています。でもその顔はどこか寂し気です。
さきほどまだ40歳の女性の枕経をあげたばかりです。
この世の中に苦しみをかかえていない人間などいない、つくづく思います。一番避けたい、一番嫌な思いのひとつに愛別離苦、愛する人との別れがあります。
親にとっても兄弟にとっても、子供にとっても一番そうなってほしくないことに違いないのです。
でもこの世は無情にも生老病死という現実をつきつけてくるのです。
老病死はわかるけど、生も苦しみ。
それはこうして生きてみて皆が肌身に感じていることかもしれません。この世の中は思い通りにいくことなんてほとんどない。
楽しいこともあるけどすぐに嫌なことが振り子のようにおとずれる。いつになったら解放されるのだろうと。
最後まで生き切った方は本当に尊いと思います。だからこそこの世に旅立ちは厳粛であって尊いのです。
心をこめて祈らせてもらいます。
さきほどまだ40歳の女性の枕経をあげたばかりです。
この世の中に苦しみをかかえていない人間などいない、つくづく思います。一番避けたい、一番嫌な思いのひとつに愛別離苦、愛する人との別れがあります。
親にとっても兄弟にとっても、子供にとっても一番そうなってほしくないことに違いないのです。
でもこの世は無情にも生老病死という現実をつきつけてくるのです。
老病死はわかるけど、生も苦しみ。
それはこうして生きてみて皆が肌身に感じていることかもしれません。この世の中は思い通りにいくことなんてほとんどない。
楽しいこともあるけどすぐに嫌なことが振り子のようにおとずれる。いつになったら解放されるのだろうと。
最後まで生き切った方は本当に尊いと思います。だからこそこの世に旅立ちは厳粛であって尊いのです。
心をこめて祈らせてもらいます。
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