これは今、TP(7歳、1年生男児)と一緒にはまっている本
村上しいこ 作・長谷川義史 絵(岩崎書店)
同じ作者と画家による
「れいぞうこのなつやすみ」にはまったTP、そして私。
実はこれ、私、一生懸命探した。
このTP、「じごくのそうべえ」でおなじみの田島征彦、
田島征彦「じごくのそうべえ」(童心社)
「やぎのしずか」でおなじみの田島征三、
田島征三「こやぎのしずか」(偕成社)
「ねぎぼうずのあさたろう」の飯野和好、
飯野和好「ねぎぼうずのあさたろう」(福音館書店)
かがくいひろし、
かがくいひろし「うめじいのたんじょうび」(講談社)
シゲタサヤカ、
シゲタサヤカ「オニじゃないよおにぎりだよ」(えほんの杜)
「ぼいぼちいこか」の今江祥智の関西弁
マイク・セイラー作・ロバート・クロスマン絵 いまえよしとも訳 (偕成社)
「どこいったん」の長谷川義史の関西弁
ジョン・クラッセン作・長谷川義史訳 (クレヨンハウス)
そしておくはらゆめのユーモア
おくはらゆめ「やきいもするぞ」 (ゴブリン書房)
といったテイストの持ち主。
今、絵本から幼年童話への過渡期。
TPと一緒に楽しめる本を探しに図書館へ。
躍動感とユーモア、そして標準語ではない言葉。
これが「キー」になる。
そして、やっぱり行きついたのが
村上しいこさんと長谷川義史さんのコンビ本、
「かめきちのおまかせ自由研究」
主人公が3年生かー。
うーん、ちょっと難しいかもなって思ったけれど、
立ち読みした私はたちまち虜に!
これいける!
66歳には家族のユーモア、
小学3年生あたりの気持ち、
遠い昔の自由研究に四苦八苦の思い出等々が。
7歳には言葉の面白さ、
「犬山ポテチ」という犬をいじめて
「三日間犬の刑」の処せられるあたりの
面白さにハマりそう・・・。
よしっ、これを読んでみようって決めた。
そして夏休みも通っている放課後クラブへ行く前、
本を並べてあるテーブルに置いておいた。
「あれ『かめきちのおまかせ自由研究』?」(TP)
早速食いついた。
ちょっと長いので、TPがここまでというところまで読む。
朝の短い時間だから、3日がかりで読み終わった。
ところで、今は夏休み。
TPにも10冊読んだ本の中で、
一番面白かった本を選ぶという宿題が出ている。
昨夜、「これにする!」といって、
早速、さささっと書いた。
主人公かめきちが「三日間犬の刑」を受け、
花柄模様の犬にされ、クラス一強い宮間ひとみの乗る
自転車と一緒に走らされている図。
なまえも「かめきち」ではなく「どんがめ」に!
TPにはここが受けたのだ。
今日もまた、このページあたりを開いて、
まずは一人読みを始めたのだった。
ほんとうに「絵本・児童書」のテイストも
子ども一人一人で違うって思う。
66歳は7歳ののおかげで、
そのテイストの幅を広げてもらっている夏休みの一コマでした。