2020@TOKYO

音楽、文学、映画、演劇、絵画、写真…、さまざまなアートシーンを駆けめぐるブログ。

■ありがとう

2007-07-07 | ■エッセイ
  
  7月1日にブログを始めてから今日で7日が過ぎた。6日の間勤勉に働いたら1日の安息日が待っているわけだから、今日はお休みしてもよいのかもしれない。この一週間、ブログを読み続けてくれた人がいたら、心からお礼を言いたい。その方たちにとっても、安息日は必要なのだろう。世の中のブログというものよりも私の書くものは長いので、読むのもさぞ骨が折れることと思う。皆さん、本当にありがとう。

  私が通った小学校では、ひとつひとつの学級を、1組2組…ではなく、松組、竹組、梅組、月組、雪組というふうに呼んでいた。宝塚歌劇団のようだ。子ども時代は何とも思わなかったが、お寿司の一般的な等級からすると、松が一番高級で、梅は並である。今の親だったら差別だと怒り出しそうなネーミングだが、当時は誰も何とも思わなかったようだ。私は1年生から2年生が雪組、3年生から6年生までは松組だった。高級志向である。1クラスには、男女合わせて40人以上の生徒がいたと記憶している。松組に在籍する間、私はずっと学級委員だった。40人の生徒を前に、教壇に上がって学級会の議長をする緊張感。一言一言に気を使い、野次られたり、笑われたりしないように、肩を何度も上下させながら、深呼吸をくり返したものだ。

  この一週間、毎日午前0時にブログを更新してきた。goo の解析によれば、私のブログに対するアクセスが最も多いのは午前0時過ぎである。まだまだ訪れてくれる人数は少ない。しかし、私がブログを更新する午前0時、小学生のころの、あの松組に等しい数の人たちが、このブログにアクセスしてくれている。松組の全員が、私の新しい記事を待っていてくれる。私は深呼吸して、少しだけ緊張する。

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