2020@TOKYO

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ミュンヘン2011ー1月 ローエングリン

2011-01-27 | ミュンヘン2011 Jan
  (C)Ryo LUMX DM1

  ミュンヘン名物の白ビール、このグラスには坊さんが美味そうにビールを飲んでいるイラストがデザインされている。

  今日のオペラは、聖杯を守る騎士の話。歌劇「ローエングリン」は、ワグナーのロマンチックオペラの最後に位置する作品で、後の楽劇の緒作に比べると比較的聴きやすいとされている。ルートヴィヒが好んだオペラとしても知られているが、ストーリーは単純ではない。

  バイエルン国立歌劇場のワグナーは、ずい分前に当地で「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を見たことがある。たしか、夏の音楽祭のときだった。それよりもさらに前、1972年か3年あたりに、東京でこの歌劇場の引っ越し公演を見た。演目は同じくワグナーの「ワルキューレ」で、指揮はウォルフガング・サヴァリッシュ、ギュンター・レンネルトの演出だった。ジェームス・キング、ギネス・ジョーンズ、テオ・アダムという配役だったが、今では信じられないほど豪華なものだった。

  ワグナーとバイエルン歌劇場の関係は深いもので、やはりこの歌劇場のワグナー公演には格別の思い入れがある。と、ここまで書いて時計を見ると0時過ぎている。6時にオペラが始まり、2度の休憩を挟んでの公演だから終演が11時近くになるのは当然のことだ。帰り道、駅の売店が閉まるぎりぎりのところで何とかパンを買って、ホテルの部屋で食べている。テレビはFCバイエルンの試合を流しているので、気が散ってブログが書けない。とりあえず、本日はPCをたたみ、パンとビールとサッカーということにしたいと思う。続きはいずれまた。

  

  

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