2020@TOKYO

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■四月句会 その七

2010-04-15 | ■俳句
  四月句会の席題は「合」でした。席題とは、句会の当日に師匠から提示されるもので、短時間に即興で詠む技が要求されます。季語を入れなければなりませんが、当日の季語を流用することは許されています。

  晩鐘の 余韻に合わせ 蛙啼く   白竜子

  蛙(かわず)という季語、例の芭蕉の句が存在するかぎり、とても思いつくものではありません。今回も、事前に準備した五句に蛙はありませんでした。そこで、思い切って席題の合うに使ってみました。

  師匠からは、「啼く」という字は大きな動物(たとえばカラス)に使うもので、蛙は「鳴く」にすべしとの指摘がありました。

  晩鐘の 余韻に合わせ 蛙鳴く   白竜子

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