林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

東女の入試英語は丁寧に精読を

2010年12月19日 | 英語学習
本文を読まなくても解けるのがMARCHの英語問題だと前回には書いた。立教を例に挙げたが、法政などにもそういう傾向がある。

しかし、成蹊や東京女子大は違う。パラグラフ、あるいは文章全体に視野を広げる必要はない。だが、問題に関連する箇所の本文を丁寧に読んでいかなくてはならない。常識で解ける問題ではないのだ。しかし、恐れることはない。東女は、どの行を読めばよいのかということまで、わざわず指定されているからだ。

まずは2010年のIの1番から


「我々は人類をどのようなものだと考えていますか」という問いに対して、A,B,C,Dから選ぶ選択式の問題だ。B,C,Dのいずれも紛らわしい。そこで本文を読む。1-3行目を読めとご親切に書かれてあるので簡単だ。



一番出だしの「知性のと言うことになると」という箇所を見逃さなければ正解は簡単だ。正解はB(ほかの動物よりも頭がよい)である。

(続く)