林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

現代文の語彙増強の必要性

2010年04月05日 | 受験
言語学習において重要なのは、私は(1)文法力、(2)文章読解力(論理力)、(3)背景知識と語彙ではないかと思っている。外国語学習もそうだが、国語(日本語)でも同様だ。

さて、ある高校生に英語を教えていて分かったのだが、Westernの意味を知らないのだ。これは単に英単語を知らないのではなく、「西欧」とか「近代西洋」といった概念を知らないと言うことなのだ。これでは、評論文のテストの結果がボロボロなのは当然だろう。

試しに他の高校生に、”古代” AND ”民主制”という言葉で何が思い浮かぶか尋ねてみたが、残念ながら全然イメージがなかったのである。


ヤバイ!

というわけで、まずは日本語で語彙増強を図らなければダメだと痛感した。そこで、何冊かの現代文キーワード本を購入した。そこでこれから、それらのキーワード本のレビューをおこなうことにする。

手元にあるのは、

伊原勇一『大学入試現代文キーワード500』(桐原)
河合塾講師 『読解を深める現代文単語<評論・小説>』(桐原)
河合塾講師・牧野剛ほか『ことばはちからダ!』(河合出版)
出口・横山『早わかり 入試頻出評論用語』(語学春秋)
大前『新入試キーワード300』(明治書院)
高橋『現代文試験に出る読解ワード』

さらに何冊か購入する予定だが、とりあえず今日から集中的にレビューします。そして、近いうちに語彙増強コースを設ける予定。