林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

英語のリーダーのノートの作り方・使い方

2009年03月04日 | 英語学習
英語のリーダーのノートの作り方・使い方 (中三くらいから)

左に英文、右に和訳というのは、英語を勉強の基本である。しかし、より能率のよいノート勉強術を研究してみるべきだ。

勉強になるノートを作るためには、いきなり英文や和訳を書き出したりしてはいけない。まずは、本文(英文)を1-3回読んでみよう。できたら音読するとよい。だいたいの意味や主題が分かった時点ではじめて本文を書き、和訳するのである。なぜかといえば、機械的に最初から写したり訳したりする場合には、英文の構造が頭に入っていかないからだ。

ただし英語が難しすぎる場合、このプロセスを省略して良い。訳のわからない英文を筆写したり、和訳に挑戦したり必要はないのだ。教科書やガイドのコピーを貼り付けておけば①②の作業は終了とし、③に飛ぼう

②英文や和訳を書いてみよう。一行一行のスペースも十分に開けておくこと。もちろん分からない単語や熟語あるいは文法事項等については、アンダーラインまたはラインマーカーを引き、書き出しでおく。(大変ならば、英文に直接和訳を書き込んでもよい)。

英文筆写の際にははジェットストリームの1.0ミリのようなボールペンが快適だ。アンダーラインや書き込みには、あとで消すことができる3Bくらいの鉛筆(シャープペンシル)や三菱Frixionがおすすめである。

時間がない場合は、教科書の英文をあらかじめコピーしておき、左側に貼っておけばよい。拡大コピーも場合によれば利用すること。また、難解な英文テキストで和訳が難しすぎる場合、教科書ガイドや学校や塾の先生が配布する和訳を貼っておくのもよい。なお、プログレスやトレジャーなどのリーディングについては、無理に全文書いたり和訳したりする必要はない。基礎的な文法事項が疎かになっているのならば、リーディングの部分のノート作りは省略してしまってもかまわない。

③ 参考書を読んだり、先生の授業解説を聞いた時には、和訳の間違いの部分に正しい訳を書き込んでよい。しかし、自分の和訳についての細かな添削は不要である。あくまでも英語を勉強してるのだから、和訳の問題にエネルギーを使いすぎないことだ。和訳ではなく、間違えた箇所の英文に蛍光ペン等で印をつけておこう間違えた理由も、先生の解説などを参考にしながら、書き込んでおこう。どうしても分からないならば、先生に質問するか、個別指導や家庭教師を活用すべきである。

④ 英文がよく理解できた段階で、間違えた箇所に気を付けながら、4・5ー10回くらい音読してみよう。ある程度を覚えられたと思ったら、マークや英単語の意味が何もついていない教科書を音読してみよう。(短い英文ならば20-40回読んだ方がよい)。

⑤ 最終的には、和文を見て英訳できるようにしておく。(これも英語の難易度による)。

⑥ しばらく経って試験前に復習するときに再度英語を読みかえそう。、英単語・熟語の意味だとか、構文の意味を理解しているかどうか、自分でチェックしてみよう。

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