りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

苦い香り。

2014-03-17 | Weblog
日毎に春が近づいてきている今日この頃。

・・・なのに、先日の土曜日、息子がインフルエンザを発症した。
桜の開花予想もチラホラ耳にしはじめた、今頃になって・・・(ー ー;)
妻は、仕事。
彼女が帰宅するまで待つわけには行かないので、ぐったりしている我が子を連れて最寄りのかかりつけ医へ。
そしてその後、自分だけの看護では不安なので、息子を連れて自宅から丘を越えた向こうにあるワタシの実家へ。

そうやって、この土日は実家で息子と付きっきりで過ごした。

だから、おそらく・・・いや確実に、ワタシも感染している(-_-;)
週明けに発症することも覚悟したので、身体が動けるうちに・・・と土曜日の夜、会社に出て、ひとりぼっちの
オフィスで週明けにやらなければいけない仕事を前倒しで片付けた。

で、本日、月曜日。

普通に起きた(笑)
ちょっと、頭の片隅でマラカスを振っているような感覚があるけれど、おそらくこれは、いつも以上に休日に
ドタバタしたために、多少疲れが残っているからかもしれない。

でも、油断は禁物。絶対に禁物。
今日もちゃんとマスクを付けて、こまめに手洗いもして、できるだけ人とは近くで会話しないように細心の注意を
払いに払ってます。

それでも、ここ数日でお会いしたどなたか発症したら・・・ごめんなさいm(_ _)m
先に謝っておきます(笑)

話は変わるけれど、実家から自宅へ帰ってきた日曜日の夕方、カーポートでクルマを降りたら、何ともいえない
香りが鼻腔に満ちてきた。

これが上手く言葉にできない。

常々、言葉にするのが最も難しいのが臭覚の表現だと思っているワタシにとって、毎年今ごろの時期になると漂う
この香りを表現出来たら、それなりの文章表現力が備わったと自信を持ってもいいと思うのだけど、これがなかなか・・・。

ひと言でいえば、苦い香りだろうか。

緩やかに鼻の周囲を漂って、深呼吸をすると鼻の奥をツンと小さく刺激するような、そんな香り。
昔は意識しなかったこの香りの正体がいったい何なのか、それはいまだに分からないのだけど、毎年桜が咲く直前に
なると漂ってくる香りなので、おそらく周囲の山々の様々な草木から発せられる香りが混ざったものなのでは?と
推測している。

つまり、草木が芽吹こうとする香りなのだろう。

苦いとから辛いとか臭いとか、子どもの頃はとかく敬遠してしまう味覚や臭覚だったけど、大人になってから嗅ぐ
こういう苦さは、悪くはない。

春はもう、すぐそこまで来ている。
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