りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

オレの中のベア。

2014-03-14 | Weblog
今日未明の伊予灘での地震。

この辺りは震度4だったのだけど、ほとんど天災のない瀬戸内地方に暮らす人間としては、
大人のくせに、ちょっと恐怖を感じた。
3.11の直後というのも、タチが悪い。
天災は、忘れた頃でなくてもやって来るのだ。

今朝、携帯に目をやると、メールやLINEで様々な人から“大丈夫?”というメッセージが着信していた。
ほとんどが遠方の方で、めったに会えなくても心配してくださっていることに、心から感謝感謝。

その中に、東京の“シェリーさん”からのメールもあった。

数年前に上京した際に、新宿で一緒にバカ騒ぎして以来、時折メールでマジメな近況報告やくだらない
バカ話のやりとりをさせていただいている、同世代で、しかもワタシと同じ広告業界の方。

今回の地震の話はそこそこに、気がつくと仕事の話に。
東京も景気はたしかに上向きの様子だけど、これが本当の好景気なのかやはりマユツバで、
来月からの消費税8%が怖いと・・・。
東京だろうが瀬戸内だろうが、状況はさほど変わらないようだ。
そんなマジメな内容のメールの中で、シェリーさんがこんなことを書いていた。

“ベアのニュースがテレビから流れると、わが家ではチャンネルを換えます(笑)”

思わず、吹き出した。
なぜなら、わが家も同じだったから(笑)

今の会社はもちろん、以前勤めていた会社も労働組合など存在しない企業だったので、
社会に出て以来、ワタシは春闘もベースアップも無縁な環境で働いてきた。
だから、この時期になると頻繁に耳にする労働組合がらみの話題に関しても、今まで
ず~~~っと、我関せず、という感じで生きてきたわけで。
まぁ、そうなると必然的に、ベースアップのないサラリー生活でもあったわけですが(笑)

だから“ベア”という言葉が“ベースアップ”の略語だということも、恥ずかしながら大人に
なって知ったような始末。
まだ社会に出る直前の20代前半の頃なんて、ニュースで“ベア”という言葉を耳にすると、
“絶対にそういう意味じゃない”と分かっているはずなのに、どうしても頭の中には、
労働組合のおじさんがクマさんのぬいぐるみを抱えた姿が浮かんできて仕方がなかった(笑)

世の中には、そういった思い込みや勘違いをしたまま過ごした方が幸せなことも
あると思うのだけど・・・どうだろう(笑)?

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-03-14 20:06:43
こんばんわ。藤尾です。

私は「レイコー(冷コー)」の意味を知った時、大人になった気がしました。
返信する
藤尾@シェリーさん (りきる)
2014-03-14 22:27:57
よーこそ!
さっそくのご本人登場、感謝感激ですっ!
ワタシはその昔、“冷コー”という言葉を口にしたり耳にしたら、どーしても頭の中に大原麗子が登場して仕方がなかったです(笑)
返信する

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