アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

昨日と今日と

2009-07-24 21:59:54 | アスペルガー
昨日はとっても楽しく過ごして来て、息子の機嫌も良かったのですが。

帰宅後、その勢いで通信教育の算数をやり始めた息子。

そうしたら・・・ぐずぐずになって、物にあたって。
母に説明を求めてきたので、説明をし始めると、話を遮って「わからないわからない。を連発。
聴く耳も持たず・・・。

で、頂点に達して息子はキレました

今回の算数。
学校の授業とぜんぜんずれていて・・・。
教科書に沿っているはずなのですが、今年から教育関係が変化していてそこが違ってしまった要因だと思います。

毎回、この単元を学習する度にぐずぐずで、母も付き合うのにかなりきつくて

昨日はとうとう、母はどすの利いた声で息子に「ひろは学習能力がなさすぎると思う。何回言っても、何回同じことを繰り返しても、また同じ。もう付き合いきれない。」と伝えて。

その言葉で豹変したんだけれど。

部屋は見事にめちゃめちゃ
ソファーは裏っ返しになっているし、鉛筆は折れているし。
いろんなものも散乱しているし。

でも、母はぜったいにこの状態を直そうとせず、放置していました。

今朝も、そのままで帰宅後もそのまま・・・。
息子が「なぜ、片付けない。」と言うので「母さんがやったことではないから。やった人が片付けるのが当たり前だから。」とほっときました。

息子は思い出しては、豹変した顔になったり、雨の中庭に出てぼーっとしてびしょびしょになってみたり。
かなり怪しい言動を繰り返していました。

で、母を叩きにきたりもしたので「そんなに母を叩いて母のストレスを大きくすると母さんは他の子たちの母さんたちよりも早く死んでしまうかもしれない。母さんの父さんは、40代で早くに病気で死んでしまったけれど、母さんも母さんの兄さんも叩いたり聞きわけがなかったわけでもなくても死んでしまったんだよ。ストレスは相当体に悪いみたいだからね。」と話ました。

「じゃあ、叩かないから。ストレス溜めないで。」って。
で、部屋に戻っていったな~(台所でそんな話をしていました)と思って、食事の用意が終わって部屋に行ったら、きれいに片付いていました

母は「ありがとう、とってもきれいに片付いているね。やっぱり綺麗な部屋は広いしスッキリしていていいよね。」と息子に伝えて。

息子も母のこの言葉で、すーっと豹変していた顔がいつもの顔にやっと戻って

良かったです。

息子の低学年のころよりは、息子は母に対して暴力をふるってくることは減っていて、加減も出来るようにはなっています。
数年前は、パニックになったら本当に自分を見失うくらいの大変な状態でした。

こうやって、豹変はまだまだしてしまうけれども、その豹変の中身に変化はあると感じています。

まだ、問題の算数の単元が数ページ残っていて。
8月分も届いて・・・。
7月分のテストも送らないといけないし・・・。

早く、7月号の算数終了しないかな~って、やはり思ってしまう母です