アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

過去のこと

2009-07-09 20:13:45 | 振り返り
今日は雨も降らず、蒸し暑くて。
息子は雨男なのかな~って思ってしまいました。(息子のプールの日だけいつも雨なので)

息子・・また不思議なことをしてきました。
50問漢字テストをまた休み時間に受けてきました
???って感じの母です。
息子も「100点また取れたけれど、カードはいらないよ。」と言っているし。
感情表現があまりない息子。
母が思うには、本当にとっても100点がうれしかったのだと今日のまたまた持って帰ってきたテストを見て思えました。

でも・・・先生も???状態だったのではと思いますが

本題です。

今日、母のブログに訪れてくださっている方のブログをじっくり拝見させていただいていました。
そうしたら、母は自分自身の息子が不登校になる前のことが鮮明に浮かんできました。
今日まで、その記憶がすっぽりと抜けていて。
心臓がそのころのように突然バクバクとしてきました。

息子の低学年のころ。
母は毎日、心臓がバクバク・不眠症に悩んでいました。
息子が学校に行っている間、不安で不安で。
当時の息子は毎日学校で暴れていて・学校から脱走して・・・。
何人も毎日泣かしている状態でした。
母もどうしてよいかわからなくて息子に会うと「今日は問題起こさなかった?」「誰も泣かさなかった?」と質問していました。
息子が「3人泣かしてきた。」「教室で暴れた。」「教室のものを壊したりやぶたりしてきた。」と。
そんな日々で、その都度「どうしてそういうことばかりするの!」「あばれたらみんなに嫌われるよ。」「学校からいなくなったらダメ!」と繰り返して言っていました。
そんな息子に「イライラしたら、教室から退出して。みんなの迷惑になるから。」とも言っていました。

周りの保護者の方たちも困り果てていて、個人面談の時も「ひろ君をどうにかしてください。」と担任の先生にみなさんが言っていたそうです。
母は学校の保護者の方に会うたびに「いつも本当に申し訳ありません。ごめんなさい。」と言い続けていました。

きっと息子の暴力は、息子が小さいころから母は家庭のこともあって(義理親と同居してました)とっても厳しい躾をしていました。
息子が悪いことをすると、言ってもわからないと叩いたし、外にも容赦なく裸足のまま放り出したし。
それが、学校で母から受けていた分を出してしまっていたのだと思います。

そんな学校生活が続いていて当時の担任の先生も周りの声を受けとめられることが出来なくて、息子に学校に来てほしくなかったのが本音だったのだと思います。

当時、あれ以上学校に息子を通い続けさせていたら親子で潰れていたと思います。

辛かったな~。

そのブログの方の記事を拝見して同じだった・・・と。

母はそんなことで、息子が学校に行けなくなって、ほっとしてしまったのだと思います。
周りからの声も、息子の問題行動からも遠ざかることができて。

そこから、だんだんと母の気持ちも落ち着いてきて、そしたら息子も落ち着いてきて。

そのころから、息子を怒鳴ったり・叩いたりがなくなって・・・。

今の母と息子になってきたのです。

みなさんからのコメントで、穏やかで・・・というコメントが多いのですが過去はこんな母でした。

辛くて・苦しくて・・・でも、息子を育てていかないといけなくて。

その後、数年かかって色々なことを軌道修正して・・・。

今現在の母がいます。

そうそう・・・現在の息子もいます