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話すということ

2011年03月06日 | オ-ナ-日記

先日、魚津市からのお招きにあずかり、市内の保育所や幼稚園の先生方の研修会でお話させていただきました。
魚津の商工会議所からの眺め、素晴らしいですね

こんなど素人の私が、プロの先生方の前に立ってお話するなんてねぇ~~ (人選ミスだと思いますけど!)

今は、たまたま何の因果か、「話す」「教える」ことを仕事としていますが、本来、それは私にとって、最も苦手とする分野なのです。
だから、学校を卒業した時点で、教職につくことも諦めましたし・・・。
リセッツを始めたときも、トリートメントを中心とするセラピスト業務なら、大勢の方を前に話すこともないから私にも出来る!・・・と思っていました。
ほんの2~3名の方を前に、ベビークラスをするだけでも、前日から眠れないほど緊張していたのですよ。実は
それがなぜか、気づけば、スクールを始めることに
もちろん自分の意志で選んだことですが、一体どういう心境の変化が起こったのか、いまだにわかりません。

さて、話は変わりますが、只今上映中の映画、『英国王のスピーチ』を観てきました。
幼い頃のトラウマなどで吃音がひどく、うまく話せないことで、自己否定を続けてきた英国王ジョージ6世の実話です。
王や支配者たるもの、民衆の前で上手なスピーチが出来てこそ、認められ、慕われるもの。
それが自分にはできない。という葛藤が描かれています。
彼はいかにして、トラウマやコンプレックスを手放していったのでしょうか?

あまり詳しく書くと、これから観たい方の楽しみを奪いますよね。

この映画を観ながら、子供の頃から、学生時代も、社会人になってからも、とにかく人前で話すことが辛かった自分がリアルに蘇りました。
そして、自分に変化をもたらしたことと重なる3つのヒントがありました。

一つは、大勢の人を前に話すと思わず、ひとりの友に話しかけるように語ればいい。
もう一つは、歌うように・・・  歌っているときに吃音することはない。
そして、辛かった過去やトラウマを脱ぎ捨てる。(これが一番大きいかも)

リセッツにトリートメントや教室に来て下さった方と1対1でじっくりお話する機会を多く得たことで、親しいお客様はもちろんのこと、初対面の方でも徐々に緊張せず話すことができるようになりました。
そして、いつも横でフォローしてくれるうえだの存在も私に勇気を与えてくれます

また、歌のレッスンや第九合唱の練習も、私に変化をもたらしたように思います。

トラウマはどうなんでしょう~~? これは深いところの問題ですからね~。

でもね、「精油」や「ハーブ」「オイル」が、いつもエネルギーを与えてくれているのを感じます。
講習などをさせていただく時、アロマ実習をリクエストされなくても、必ず精油やオイルを携えていきます。
なるべく会場全体の方に、香りを嗅いでいただいたり、ハーブティーを振舞ったりするようにセッティングしてしまいます。
これこそが私の最大の安心材料なのです。
明らかに、場の空気が変わります。
誰一人として、「呼吸」を止めることは出来ませんから、強制的に香りを吸い込むことになります。
中には、初めて「本物の精油」の香りを嗅ぐ方もいらっしゃると思います。

興味を持っていただきたいのは、人間・舟川理江ではなく、精油やオイルのほうです。
そちらが主役であり、私は、単なる伝道者だと思うことにしています。
つたない話の内容は、心に残らなくてもいいので、「あの時、嗅いだラベンダーが心地よかったなあ」と記憶に留めていただけると嬉しいです。

次回は、このつづきで「お守りオイル」の不思議について書きたいと思います。

では皆さん、よいSUNDAYをお過ごし下さい。

ふなかわ



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