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アロマあまり真似すべきでない活用術その1

2006年02月07日 | アロマ関連商品

去年の暮れごろの出来事です。

一年ほど前から、リセッツのメンバーみんなで、70代のオモシロ元気じいさんから
気功を教わっています。
この先生、体のやわらかさ、趣味や話題の広さ、愛情の深さ・・・
どれをとっても我々が一生かかってもかなわない、すばらしい方なのです。
しかも、県外から引っ越してこられたにもかかわらず、地元、入善町を
こよなく愛し、お年寄りの世話(ご自分は年寄りだと自覚していない)から
子どもたちの通学パトロール、学童保育、ボーイスカウトの指導などなど
えらく地元に貢献され、入善町民は、彼に足を向けては寝られません。

それはさておき、ある日、彼は超・重症の帯状疱疹に襲われました。
ふつうの人間なら、のた打ち回って救急車呼ぶくらいすごいやつです。
なのに彼は、「東京の気功友達に遠隔気功してもらってるし、
自分でも気を送っているから、大丈夫さ」と、あっけらかんと
教室に現れたのでした。
でも、先生大丈夫  早く病院に行くべきだよ
と、話しているうちに、気功パワーも限界に達したのか
だんだんしんどそうな表情になってきました。
「気」を送ると、痛みは和らぐようですが、病巣が消えるわけではないのです。
(たまに消えたって話も聞きますが・・・)

こんな時、アロマ使うとしたら何が効くんやろ・・・
ヒマシ油温湿布したらいいやろうか
でも素人判断で逆効果だったらえらいことやし、
あっ、佐藤先生に聞いてみようと早速電話しました。
先生の答えは「あのなぁーー、そんなにひどい炎症おきてるところに
温湿布なんかしてもだめだめ。はやく医者行ったほうがいいよ。
帯状疱疹にはよく効く抗生剤があるからさー。

(整体師も気功家もやっぱ緊急時は医者に行かなきゃ・・・。
生身の人間なんだから。)

「でも医者に行くまでのツナギに、何か効きそうな精油はありませんか。
ジャーマンカモミールあたりどうでしょう?」(と、しつこい私)
「う~ん、そんなもんじゃ効き目ないかも。やるとしたらラベンダー原液塗布かな。
とにかく冷やさなきゃね。やってみたら?」と言われ、
教室が終わってから、早速、先生のご自宅にラベンダーを出前したのでした。

まずはピーナッツオイルで10%程度に薄めたものを塗ってみて
それで効き目がなかったら、原液を使って下さいと二つ用意しました。
しかし、初めて目にするアロマオイルに意味もわからず、
「何でもいいから塗ってください。」と言われ、脱ぎ始めた先生。
おぉぉぉぉ  これはスゴイ。予想をはるかに超える重症。
少し原液をつけてみたところ、しみたり刺激もないと言われるので、
もう惜しみなく原液を塗りたくってみました。奥様も目が点に。

「とにかく先生、明日の朝、必ず病院に行って下さいね。
これはとんでもないことですよ。お大事に。」と、おいとましました。

翌日、奥様からのご報告によると、診察→即入院決定となったそうです。
でもラベンダーは、二時間程度は効き目があったらしく、
二時間おきに塗られていたそうです。

わけもわからぬまま、素直に私の持っていったものを信じて
使ってくれた先生ってすご~いと思いました。

っていうか、すぐに病院に行こうとしなかった先生がすごい。

アロマも整体も気功も、日々の健康増進、プライマリーケアや
アフターケアには、大いに活用すべきですが、万が一の時は
最新医療の専門家に診てもらうべきだし、
うまく使いわけるというか、いいとこ取りするのが賢いと思います。





 






 




 


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