リセッツAROMA香房

赤ちゃんから使えるオーガニックスキンケア
リセッツ ハ-モニ-オイル好評発売中

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オイル選びで迷ったら・・・?

2011年07月07日 | ママ&ベビ-

「ベビーマッサージにはどのようなオイルがいいか?」
「〇〇のオイルを持っているが、これは大丈夫なのか?」
「△◇のオイルを使ったら、かぶれた・・・」

というご質問やお問い合わせをよく耳にします。

植物油(アロマテラピーではキャリアオイルという)選びは、精油のクオリティ以上に重要なことです。
実際に、リセッツのお客様方でも、精油より先に、植物油をお求めになる方が多いのが現状です。
その理由は、ベビーマッサージというものがかなり一般的になってきたことが大きいのかと思われます。

最近、リセッツで扱っているオイル一覧と選び方のポイントをまとめたものを、Aroma Bebeクラスや、講習会に呼んでいただいた際にお配りしています。
よかったらご参考にしてくださいね。

さて、個々のオイルの詳細は、また別の機会に譲るとして、今日は、そのオイルが合格点に達しているかどうか、買うに値するかどうか、その教室は正しい知識をもとに開催されているのかを
瞬時に見分ける方法をお伝えします。

それは、オイルをプラスチック容器に入れているか? ガラスや陶器の容器に入れているか? という点です。

身の回りのほとんどのものがプラスチック、ペットボトルなどに詰められており、それ以外のものを探すことなど難しい時代です。
「そんなことにいちいちこだわっていたら、生きていけん」 という反論が聞こえてきそうです。

でも、ことオイルに関しては、以下のような危険があり得ます。
それを承知の上で、今後も、こだわるか、こだわらないかを個々にお考えいただければと思います。

今、マッサージ用も含めてオイル(食用植物油も)として出回っているほとんどのものが、元々の原材料は、もちろん植物でしょうが、製造時に化学物質を使用しているといわれています。
    ナチュナル100% 、植物100%、お肌にやさしい植物性、ベビーのための〇〇   etc  確かに表示にウソはないはずです。

スチレン製容器、ポリカーボネート容器、塩ビ容器・・・などのプラ容器類は、それ自体に、環境ホルモンといわれる化学物質を含んでいます。
(ちなみに哺乳瓶は、私だったらガラス製を選びます。)

オイル(油)は、製造上の化学物質と、容器の化学物質と、双方を溶かし出す恐れがあります。
考えただけでも恐ろしい負の相乗効果ではありませんか!!

・・・それだけではありません。

全てのプラスチック製品は、酸素を通過させます。
さらに、透明のものであれば、日光も通過させます。

その結果、オイルは、酸化劣化が早まります。
(オイルは、酸素と日光、熱によって、酸素との結びつきが活発になる→つまり酸化するということです。)
オイルボトルの中で過酸化脂質が生み出されるわけです。
それは、ガンや肌荒れや多くの疾病の原因になるといわれています。

つまりオイルの入れ物としてプラスチック容器が相応しくない理由はひとつではないということです。

①製造過程での化学物質残留物を溶かし出す  ②容器の化学物質を溶かし出す  ③酸素と日光の通過による酸化劣化

ではメリットはあるのでしょうか?
そんなに身体に悪そうなものを、なぜ売ったり薦めたりするのでしょうか?

それは、プラスチックに入れると、容器代が低コストなので、利益率が上がります。
ガラスのように破損の心配がないので、輸送コストも低く、ユーザーも持ち運びに便利なのです。
赤ちゃんが転がして、割ったりする危険もありません。

だから、まっいいか。ってことになります。
私自身も、「原価が安い」という誘惑に度々駆られてきました。

それと、製造している立場や、指導する立場に、こういった知識や危機感が少ないということ。

暮らし全般において、あまりにもプラスチック容器が「普通」なので、オイルのことだけそんなに神経質になったところで仕方ないだろう・・・とも思えますよね。


でも考えてみて下さいよ~。

一度のトリートメントに使うオイルは、ベビーならわずか小さじ1杯以下ですよ。
大人がたっぷ全身にトリートメントしたとしてもせいぜい25cc程度です。

せっかく健康にいいことをしようと、労力とお金をかけているなら、安全性のあるオイルを使ったほうが近道じゃないですか。

では、買ったばかりの、またはずっと前から家にある、プラ容器に入ったオイルをどうしたらいいでしょうか?

それは一度、思い切って、捨ててしまうのもいいのでは・・・。
特に古いものは、間違いなく酸化してるはずてすから、思い切って下さい。
排水溝に直接流すわけにはいかないから、紙にでもしみこませて。
捨ててしまえば、未練はなくなるし、もう二度と同じものを買うのもばかばかしくなります。
そして次に買う時は、よく考え、大切に使うと思うんです。


余談ですが、精油は、必ず有色遮光瓶に保存しなければなりません。
精油とオイルをブレンドしたものも、有色遮光瓶に入れて下さい。
ハーブウォーター、ジェルなど、水性・中性のものは、今のところ、プラ系の容器で妥協しています。

こんなことをブログ上に書くと様々な反論や矛盾が生じてきそうですが、それでもなお、「もっと早く知りたかった・・・」という方のために、正しい情報を発信したいと思い書きました。

皆様が良いオイルとで出合われることを願っています。

ふなかわ