妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年、56歳の時アルツハイマー病と診断される。
2018年1月、胃瘻造設手術。

諦めるのはまだ早すぎる

2016-10-10 21:22:29 | 日記


     録画の編集を続けている。


     少しでも残時間を増やそうと、

     全部を消去したり、

     部分(シーン)消去したりしている。


     そのためには、中身をもう一度

     確認しなければならない。


     昔、本を処分しようとして

     パラパラと見ているうちに

     つい、引き込まれて

     さっぱり分別作業が

     はかどらなかったことがあったが、

     同じようなことになっている。


     NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で

     保存しているのは、

       ・訪問栄養管理士  中村育子

       ・看護師      小山珠美     

       ・介護施設経営者  加藤忠相
   
       ・小児外科医    山高篤行


     の4つだ。


     結局、全部、最後まで観てしまった。


      小山さんは 「諦めない」 と言う。

      加藤さんも 「諦めるのはまだ早い」 と言う。



     診断から9年、要介護度5。

     何ができる。


     「諦めるのはまだ早い」 …  か。


     小山さんが、辛抱強く患者さんに

     スプーンを持たせて

     自ら食べられるように

     訓練していた。

     
     妻にもさせてみたが、

     俺は、たった1回で諦めてしまった。


     諦めが早すぎる。




     ☆ 今日は前傾と左傾が強かったので

       食事に苦労した。


       パット交換も、支える片腕に

       全体重がかかってきて

       一緒にふらついてしまった。


       もう自立は難しいのか。

       
       なんだかんだしているうちに

       夕方になってしまい、

       買い物に出かけるタイミングを逃してしまった。


       電子レンジはデイの日にするか。


       なければそれなりに何とかなるものだ。


       夕食はクリームシチュー雑炊だ。


       冷凍庫から出して半解凍状態の

       シチューとごはんを鍋でいっしょに煮る。


       それに今朝作ったマーボ豆腐を入れ、

       仕上げに、温泉卵を落とす。


       味見すると、それほど悪くはない。


       夕方には前傾が少し弱くなって

       スプーンも運びやすくなった。


       しかし、妻は口を開けてくれなかった。


       中村育子さん曰く、

       「食べてくれるということは

        美味しいということよ」


       逆も真なり、か。


       急きょ、バナナをすり鉢でつぶして

       口に持っていくと、

       すんなり食べた。


       試しに、さっきの雑炊を

       口に当てると、

       固く閉じてしまう…。


       諦める。

      
       ヨーグルト(きな粉、ゴマ、卵ボーロ、蜂蜜)は

       食べてくれた。

    
       ヨダレといっしょにヨーグルトがこぼれた。


       

    
       


       


       
       


       





       



     


     




     
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