私は自衛隊の出身。職種は航空自衛隊の警戒管制。今新聞でよく領空侵犯の戦闘機や偵察機に対し、スクランブルをかける仕事。私の時代は三分の一位は米軍がいて、24時間体制で領空侵犯をしてくる航空機に対して、警戒する。
非常に神経を使う仕事だ。これ以上詳しい事は言えない。全てがトップシークレット。そして内容は暗号。その他に総合訓練とか、いくら警戒管制の仕事だと言っても、いざと云う時には地上戦も訓練していたので戦い方は知っている。
陸上自衛隊よりは戦うレベルが全然違うが、基本の訓練は受けている。戦うぐらいは出来る。それに基地には米軍の友人が沢山いて、私も彼らと仕事をした関係で任務が終わった後には、空手を教えてやったりボクシングをやったり楽しかった。
それにたまには私の実家や行楽地に連れて行ったりしながら、改めてアメリカの文化や生活など、それに軍隊に関する事を聞きながら、改めてアメリカ人は何か楽しい人種。
しかしいざ戦いになると決して弱音を吐かない勇気のある軍人に変わる。ある意味では自衛隊に入って良い経験をさせてもらった。それとより以上に愛国心を持った事と、親に対しての感謝の気持ちを持った事が大きな宝だ。これを機にイザと云う時には、命を賭けて侵略者と戦う気持ちはいつでも持っている。そして今回、内閣府大臣官房政府広報室が出している「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」である。
全国の20歳以上3000人を対象とした調査で、有効回答が1781人。その中の「外国から侵略された場合の態度」という項目で、平成21年の結果では、もし日本が外国から侵略された場合、どうするか聞いたところ「何らかの方法で自衛隊を支援する(自衛隊に志願しないものの、あらゆる手段で自衛隊の行う作戦等を支援する)」と答えた者の割合が49.6%。
次いで「武力によらない抵抗をする(侵略した外国に対して不服従の態度を取り、協力しない)」と答えた者の割合が23.0%。「一切抵抗しない(侵略した外国の指示に服従し、協力する)」と答えた者の割合が8.1%。
「自衛隊に参加して戦う(自衛隊に志願して、自衛官となって戦う)」と答えた者の割合が6.2%。「ゲリラ的な抵抗をする(自衛隊には志願・支援しないものの、武力を用いた行動をする)」と答えた者の割合が1.9%。一方「分からない」と答えた者の割合が10.1%となっている。
青少年育成連合会からコメント
今回のいざ外国から侵略された場合、自衛隊に志願しないけれどあらゆる手段で自衛隊の行う作戦等を支援すると答えた者が50%近くいるが、銃ひとつ撃った事ない人間がどうやって作戦に参加できるのか。戦場と云うものは喧嘩とは違う。敵は重火器で訓練されたプロだ
まず第一撃で十字砲火を浴び、それだけで足がすくんで動けなくなるだろう。そこへ訓練された兵隊が銃を乱射しながら突撃して来る。それだけで周りは死体だらけだ。私は自衛隊で訓練した人間だ。大体戦場の状況が想像出来る。その上空には戦闘爆撃機や攻撃用ヘリとか戦闘機によりロケット弾・爆弾・機銃掃射などによる攻撃によって一般人では、いくら戦おうと思っても死体だらけの山になっている。
だから今回の内閣府の3000人のデータをとっていても、戦力にはならない。逆に足手まといだ。そうなると世界と違って今の日本人の95%は銃の撃ち方も出来ないし、軍隊としての訓練も受けていないから、戦場で戦うのは無理だ。この辺が今の日本が強気になってる事が、理解出来ない。ここで日本人も知らなければならない。
もう平和平和を言った時代は終わったのだ。もう一度原点に帰り、自分の国は自分で守る気概をもった国民になってもらいたい。今の所、頼りになるのはアメリカだ。だから余計に日米の軍事力強化は重要だ。いずれにしても中国は尖閣諸島は、自分達の領土だと主張しながら、沖縄まで手に入れようとしている。しかしアメリカ軍はいる限り、まだ日本は安全だがアメリカ軍が撤退したら、今の日本はもたないだろう。
君が代
http://youtu.be/8iuYxdXFPbc