風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

ちょっと爽やかな年の暮れ

2006年12月30日 | Weblog
御節の買い物にスーパーに。
サッカー台で袋に買ったものを入れていると前の人の声が聞こえる。
「ここに入れたら・・」という声はシフトでやさしめ・・。何気なく見ると
40代くらいの男性とその母親くらいの女性。息子さんらしい男性の
調子がとてもやさしくて聞くともなくやり取りを聞いてしまった。
「花を買いに行きたい」という女性に「じゃこのかごを持って行ったら」
とさっとかごの中身を空けて渡した。
最近親子のやり取りを耳にして、相手は自分の親なんだからもうちょっと
いいようがあるんじゃないの?と内心腹立たしく感じることがある。
そりゃあケイタイの使い方やカードの使い方は若い人のほうが詳しいだろ
う。目も悪くなっているだろうから、細かい字が読みづらいのは当たり前とも
いえる。それに対しずいぶん馬鹿にした口調で老いた親に邪険にするのは
みっともないと思う。この人がいなかったらあんたは存在しなかったのよ!
といってあげたくなる。
今のようにコンピューターが我が物顔にのさばっていると、アナログで生きて
きた人間にとっては経験が役に立たないのはちょっとむなしい。
だから少しは今に追いつきたいとは思うけれど、もたついてしまうのよね。
あたまでわかっていても指がついていかないとかさ・・・あっ、いつの間にか
自分入ってる(笑)
ええい、愚痴はいいたくないよね。

今日の親子のやり取りは久しぶりで心が和んだ。
願わくば何時までもその調子であったかい親子でいてほしい!と二人の後姿
を見送った。
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思い出の紅白

2006年12月29日 | Weblog
つい見てしまった。昔懐かしい映像だけど、最近は何度でもやってるようで
あまり目新しさはなくなった。一年の終わりの時期にはことさら「思い出の~」が。
過去の映像はテレビ局にも保存されていなくて関係者が個人的に残していたり
視聴者が保存していたりするという。25年くらい前でもビデオテープが一本たしか5000円くらいしてうかつには録画などできなかった。今はどうかすると一本100円かそこらで買えたりするので無造作に録画してしまいたまるばかり。DVDのほうがかさが低いので切り替えていこうと思ってはいるが、なかなかはかどらない。
近頃はかつての名画が500円DVDになって出ているのでずいぶんうれしい。
私の一押しの「心の旅路」も早速購入した。何度見ても泣ける。
黒白の映像がとても美しい。
「素晴らしき哉人生」「34丁目の奇跡」も何度見ても気持ちが温まる。

そうそう紅白に戻って、かつての紅白はみんなが見たし、みんなが見るから家族の
会話も生まれた。
今はあまりにも、ジャンルがさまざますぎて、ちぐはぐな感じがする。
年齢や好みによってそれぞれご贔屓も違って当たり前なんだけど、無理して全方位をやろうとしているように思える。かつては規制もひどかったが最近はなんでもありなのかな。とにかく落差がすごいよね。
今年は趣味のいい紅白が見たい。
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年の瀬

2006年12月28日 | Weblog
お正月の買出しにデパートへ行く。
クリスマスの終ったデパートはちょっと淋しい。
今日まで仕事のところが多いせいもあるが人が少ない。
景気が良くなっているというけれど、実感としては何もない。
ま、自分ちが不景気なのもあるが、やはり言われているように格差は
どんどん拡がっているんだろう。高額なものをさっさと買っていく人も多い
が日々汲々としている層も増え続けていると思われる。

プロ野球の景気のよさには驚く!2億3億5億と更改額がニュースになって
いる。一億がひとつの線だった時代は今は昔のよう。
それだけの活躍はしてるんだろうが、ちょっと高すぎない?とおもう私はケチ?
ファンは貧しく、選手はリッチ・・・当たり前と言えば当たり前だろうけど。
多分凄く稼いでいる人が景気を高揚させてる。
で働いても働いても文化的な生活に追いつけない層も増えて格差はどんどん
拡がっていく。

ビルの片隅にホームレスらしい人がいる。この寒さに、大丈夫なんだろうか?
持てる人が手を差し伸べてくれればいいのだけれど・・。
年の瀬を歩きながら、今を思った。
ああ、欲しいものがいっぱい
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ふるさとは銀世界

2006年12月27日 | Weblog
ディープインパクトが元気に故郷に着いたとか。雪に映えるディープ
フサイチネットにディープの部屋(!)の写真もあってなかなか快適そう。
えー暖房もあるって!功労馬の棟なんだって。

送り届けて最後の仕事を終えた市川さん。淋しくなるだろうなあ・・・。
でもすぐ次の馬で忙しくなっって寂しさも薄れるかもしれない。
でもディープのほうはどうなんだろ?いきなり環境が変わって平気かな。
などと心配は尽きない。
ディープはお母さんに会うことはないんだろうか?
もしお母さんに会ったらそれとわかるんだろうか?
サイレンススズカの本を読んだとき「子別れ」のときスズカがいつまでも
母さんを探して啼いていたとあったのが何時までも忘れられなかった。
ディープは無事故郷に帰って、久しぶりでお母さんに会えればいいと思う。

ああ~あ、まだディープを心配している(笑)
先輩の馬たちがこなしてきたことがディープにできないはずはないよね。
心配する自分があほやなあ・・・と思いつつ。。

藤原紀香さんの婚約会見は楽しかった。幸せになってほしいです。
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もう一年ディープの走りを見続けるには自分のハートは小さすぎた。金子オーナー

2006年12月26日 | Weblog
引退にあたってのコメントがすーっと胸に入ってきました。
一ファンである私でさえ、ディープのレースの前には落ち着かない毎日でした。
初めて現地で見た若駒ステークスがただ安心してみていられました・・・というか
ま、強さがほんものかどうか定かでなかったので気が楽だったのです。
弥生では私も(もしかして期待しすぎでは???)と。
皐月を見てからはもう疑いなく本物だと確信できました。その後は国内レースは
全部見ました。

引退でディープインパクト現象についてのいろいろなコメント(論評)がだされていて読んでいるが、私のなかでディープインパクトはなんだったのか?と考えると
ただ楽しい走りを見せてくれた馬だった。
新馬の気楽そうなそれでいて圧勝。(スローの上がり勝負で圧勝したからと過大
評価されている・・という意見も多かった)だけどあのような壮大な走りを始めて見た。
当人(馬)も楽しく走っていたんだろう。あまり楽しそうでなかったときはちゃんと負けている。
JRAが妙に肩入れしたからおかしくなった・・とも言われたが、それを笑いながら
適当に乗っかっていた。それだけ素晴らしい馬だとただ思っていたから。

社会の状況を投影しているとか、いろいろ勿体つけた意見もあるしそれも一因なん
だろうけど、そんなことで理論つけて欲しくない。
早い馬強い馬に惹かれたという当たり前のことなのだから。デビューから全開で走り無敗の三冠。期待どおりに走れる馬なんてそういるもんじゃない。
ひとでもなんでもそういう対象にはファンはつく。

なんて考えたのだけど喪失感は深かった。
今朝の新聞の池江師とディープが向き合って別れの感慨に浸っている写真は
うるっときた。

だけど、ディープ、人間の女にはもてるのに牝馬にはもてないんだって?!
うわあ、心配だ。やっぱり走っているほうがいいんじゃあ・・・。





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