風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

もう一年ディープの走りを見続けるには自分のハートは小さすぎた。金子オーナー

2006年12月26日 | Weblog
引退にあたってのコメントがすーっと胸に入ってきました。
一ファンである私でさえ、ディープのレースの前には落ち着かない毎日でした。
初めて現地で見た若駒ステークスがただ安心してみていられました・・・というか
ま、強さがほんものかどうか定かでなかったので気が楽だったのです。
弥生では私も(もしかして期待しすぎでは???)と。
皐月を見てからはもう疑いなく本物だと確信できました。その後は国内レースは
全部見ました。

引退でディープインパクト現象についてのいろいろなコメント(論評)がだされていて読んでいるが、私のなかでディープインパクトはなんだったのか?と考えると
ただ楽しい走りを見せてくれた馬だった。
新馬の気楽そうなそれでいて圧勝。(スローの上がり勝負で圧勝したからと過大
評価されている・・という意見も多かった)だけどあのような壮大な走りを始めて見た。
当人(馬)も楽しく走っていたんだろう。あまり楽しそうでなかったときはちゃんと負けている。
JRAが妙に肩入れしたからおかしくなった・・とも言われたが、それを笑いながら
適当に乗っかっていた。それだけ素晴らしい馬だとただ思っていたから。

社会の状況を投影しているとか、いろいろ勿体つけた意見もあるしそれも一因なん
だろうけど、そんなことで理論つけて欲しくない。
早い馬強い馬に惹かれたという当たり前のことなのだから。デビューから全開で走り無敗の三冠。期待どおりに走れる馬なんてそういるもんじゃない。
ひとでもなんでもそういう対象にはファンはつく。

なんて考えたのだけど喪失感は深かった。
今朝の新聞の池江師とディープが向き合って別れの感慨に浸っている写真は
うるっときた。

だけど、ディープ、人間の女にはもてるのに牝馬にはもてないんだって?!
うわあ、心配だ。やっぱり走っているほうがいいんじゃあ・・・。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする