風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

エルトゥールル号の悲劇から117年

2007年01月31日 | Weblog
117年前に難破したエルトゥールル号の遺品を捜そうとトルコから日本へ~

串本の人たちに69人の方が救助されたという話は聞いていたが今日の
ニュースで遺品探しに来日されたトルコの方が登場されていた。
そして祖父の方から事件を聞き伝えられている串本の女性が当時の様子や
「人を助けるのは当然」という気概などを語っていた。
エルトゥールル号の話はトルコでは教科書に載るくらい有名らしいのだが
不幸にも私は昨年くらいまで知らなかった。日本の、日本人の素晴らしさを
なんでもっと早くしらなかったんだろう・・と残念に思った・・・(自分の不勉強か。)

そしてイラン・イラク戦争の時にはイラクに取り残された日本人を脱出させる
ためトルコが飛行機を派遣したくれた。(恩返しとして)
その昔、貧しい漁村の人たちが自分たちの食べるものを削ってでも助けた人に尽くしたこと、そしてトルコではその恩義に100年たっても報いてくれたこと。
背中がぞくぞくするような美しい話だと思った。

美しいというのは言葉にして目指すものではなく
結果が美しい、かどうかではないかしら・・・。
言葉にしたときから美しさは中身のない空疎なものになってしまっている。

エルトゥールル号の船員の方の思い出になるような遺品が海底から見つかると
いいですね!
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テレビは操作する・・あるあるのほかにもあるある?

2007年01月29日 | Weblog
「あるある~」の捏造がどんどん拡がっている。
時たましか見ていなかったけれど、「へぇーそうなの!?」なんて結構
感心してた・・・・してたけど・・・「ほんまかいな」と半信半疑ではあった。

テレビにたいする不信感が根強くあるから。けどそれは都合のいいことは
取り上げる。都合のわるいことはスルーするという程度の認識だった。
ここまではっきりと捏造されているとは予想以上でびっくりするばかり。

何を信じていいやら・・という思いを世間に振りまいたとすれば、罪は深いが
テレビがウソをつく、ということを明確にしてくれたと言う意味からはよかった
かもしれない。裏切られたという思いの人には申し訳ないが、もっとひどい
ことでウソをつかれるよりはまだ罪は浅いかもしれない・・。
それとももっと罪の深いウソをすでにテレビはついているのか???

マスコミが世論を操作するようになって、私たちの真意はそれに流されそうに
なっている。
笑って済まされないようにしっかり見ていなければ。
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子どもを見守るということ

2007年01月28日 | Weblog
夜回り先生「出席停止」嘆く(中国新聞) - goo ニュース

昨日はニュースを見るなりいきなり最高潮に(笑)頭にきてしまった。
ここのとこ政治家がらみの<腹立たしいこと>が非常に多い。人の気持ちを考えない、人(国民)の金を自分のものと思い込んでいる、ひとりの人間としてどうかな?と言う人物が国政の要にいる自分の国を嘆きたい。

そして「夜回り先生」水谷氏の情熱にはいつも圧倒される。
朝日新聞に週一で連載されているコラムをよんでもこの方は子どものことを心底
気にかけているのだとひしひしと伝わる。
事件が起こってそれを責めることはたやすい。一歩踏み込んで事件が起こらないように行動を起こすことはなかなかできることではない。

自分の子でさえ時として失望し追いやってしまう気持ちになる。いい面も悪い面も包み込んで見守ることの難しさを、この方は他人の子で実行している。
すごいことだと思う。

子どもを授かっても、育てていく苦労は並たいていのことではない。今の時代のように子どもにも、そして親にも誘惑の多いなかではまして。

柳沢厚労相、子どもは製品じゃあないんですよ。

子育てはいつまでも答えの見つからないパズルのよう・・・
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唖然

2007年01月27日 | Weblog
女性は「産む機械、装置」 松江市で柳沢厚労相(共同通信) - goo ニュース

その決起集会にいて生で聴いたわけじゃないからどういう真意かは
定かでないけれど

もう仰天!です。謝りながらでも言うことじゃないですね。
この時代になってもこの発言、このセンス・・・がっかりです。

美しさのかけらもないですね。

言葉もでませんわ。
どこまでぼろを出すのか、この内閣。
コメント (3)
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ディープインパクトを忘れない。

2007年01月26日 | Weblog
ディープインパクトの全弟オンファイアが結局復帰しないまま、引退。
ディープがあれだけ走っていたからオンファイアへの期待度はかなり
のものだったと記憶している。馬体からは「兄以上かも・・」などといわ
れていたのだけれど結局一勝に終ってしまったのだ。

それを思うにつけ今更のようにディープの強さを再認識した。
あまり丈夫な血統でないので随分大事に使われたのだろうが。
早い時期には「あの走りでは早期に故障するのでは・・・」と危惧されて
追いきりの度にデマが流れていたものだ。しかし脚に負担が少ない軽量という
利点もあったのか二年間怪我をすることなく走り抜けた。

北海道に帰って一月、
時折の話題に登場するディープは元気なようで、本当にサンデーサイレンスが
亡くなった埋め合わせに彼が登場したのでは・・・とさえ思える。

無敗ならぬ無勝の人気者ハルウララの最盛期(といえるのかどうかわからない
が日本中で話題になったハルウララに武豊の一戦)の後を追うように現れた
ディープインパクト。こちらにもいわゆるひとつの因縁めいたものもある。
とはいうものの双方とも異様に騒がれすぎではあった。

そうはいうものの私はいまだディープの走るのを見たい。
あの素晴らしく楽しかった日々、どーんと突き落とされた日々もふくめて忘れがたい。続々出されるディープ本を手にとりながら「あんな馬、いなかったよなあ」
と笑顔になっている自分に気付く。
叶わぬことではあるけれど、3,4年後にディープのちっちゃなこどもたちが
わんさかとターフを走り回るまでその思いはきえないんだろうなあ。
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