晦日雑感

土用にはうなぎと土用餅を食べ暑い夏をがんばる・・日本の知恵かなーと思いつつ・・昨日とうって代わって暑い一日に逆戻り。
甲子園の予選もいよいよ佳境でタイガースも本拠地で最後の連戦とか。
選挙も終わって阿倍さんがやめるとかやめないとか（正確にはやめないとかやめないとか・・笑）

今野球を見ていたらビリーズブートキャンプ（これでいいのかな）のCF。楽しそう・・やってみようかなと思わせる。この手のものをやらなくなってだいぶ経つ・・筋肉が減ってしまったような・・。
でも腕の筋肉は人に自慢できるほど。これは子育てとPTAでやわな人たちにおだてられて人一倍力仕事をしたためだ（笑）意外と腕の筋肉というのは落ちないみたい。それに１０キロ以上の子供を片手で抱っこするのだから力も強くなるはずだ。かくして握力はないが腕力はある人間に。
しかし最近はもっぱら運動不足の日々だから、やばいよ。
だれかビリーを買って貸してくれないかなあ

参院選終わる

昨夜は釘付けとまではいかないが野球も早々に開票番組を見てしまった。
選挙開票特番ではNHKが圧勝したらしいが私もやっぱりNHKを見た。
選挙までショー化はごめんだ・・という先入観があったのでためらわず
NHKにチャンネルを。
なんというかここまでの決着がつくとは！地滑り的とはこのことを言うの
だろう。あの相次ぐ内閣の不祥事に年金問題が重なればいかにおとなしい
日本国民も自民党にNO!というのは自然な流れだっただろう。
で、今後は？？どうか民主党には託された民意を積極的に受け止めて政局に
立ち向かってほしいと・・偉そうにも思う次第です。
政治や政治家のいい加減さが（もちろんすべての、とは言いませんけれど）
今ほどあからさまになったことはないと思うので、踏みつけにされた国民の
一人としてはすこしでもまっとうな感覚の政治を望むばかりです。

当選者のなかには薬害エイズの川田龍平さんがいて＜うわー、おとなになった
なあ＞と驚いた。お母様のほうはもう政治からは距離をおかれたのかしら。
ずいぶんバイタリティのある女性という印象が強くよくも悪くもああでないと
戦い抜けないんだろうなと思った記憶がある。その闘志は間違いなく息子に
受け継がれたようだ。修羅場をくぐった経験はいつまでも龍平氏の力になると
思う。

とにもかくにも選挙は終わった。今後の動きが興味深い。

そして今日はこの時期にしては驚くような涼しさ。猛暑を一日ジャンプ！
ちょっとうれしいかも

父と子

一週間遅れで武豊騎手の２９４４勝のセレモニーを見た。
お父さんの邦彦元騎手から花束を貰った息子もうれしそうだったがお父さんの
表情が良かった。てれくさそうで、でも多くの人に挨拶しているようで（それは
息子への支援の感謝のようで）人柄がしのばれた。
おとうさんも紛れもなく一流であったがその息子は超のつく一流になった。
妥当に息子を評価しても決して過大評価しないお父さんであるようだ、と感じさせるコメントが多かったが、この時ばかりは誇りらしかったに違いない。

豊騎手がここまで大成したのには決して増長しない、天狗にならないような周りの
人たちの配慮があったに違いない（もちろん本人の性格もあっただろうが）
常に周りの人たちのおかげであると折につけ触れられる邦彦師は素晴らしい人だ
と思う。

年のくっついた三人兄弟を育てることは大変なことだっただろうから三男の豊騎手
は嫌でも自立を促されたに違いない。いつかテレビ番組の中で＜息子にあんまり
関心はなかった・・＞ようなことをいってらしてたぶんそのとおりだったのだろう。いわゆる背中を見せてこられたんだろう。
目に余るほど密着した親子が多い今の世の中を考えるとまさに一昔前の子育て
かもしれないがわたしなどには　ものすごく納得できる。
いまさらだが私はこの偉大な父子から子育てを学んだ気がした。もちろんお母さんの存在も大きいに違いないが。

ちょっとほほえましかったのは７月の初めだったか弟の幸四郎騎手が５００勝を挙
げたとき邦彦師がプレゼンターをつとめたのを評して＜どれだけうれしかったのだ
ろうかと、ジェラシーに似たものを感じたほどです＞とHPの日記に書かれていたのが印象に残っていて、思わずよかったね、お兄ちゃん！とひとごとながら喜んだ（笑）
できた子どもはついわすれられたりするものだから、兄弟ともに父の務めを果たされたと心が温かくなった。
石橋先輩騎手をはじめ素晴らしい人に囲まれそしてなにより圧倒的なファンに支持されて素晴らしい騎手人生なんだろうと思う。

ささやかな葛藤

暑くなってきたー。
この暑いのに選挙は御苦労さんだなあ、と思う。
まして決してお若いとは言えない方々にとって命がけかも。
テレビで見る阿倍さんは党名を間違うなどかなりお疲れの様子。
一方夫人も遊説らしい。で「主人は・・」と。映画＜選挙＞でも
夫といってはいけない、主人という・・・とあったが首相夫人には
夫と言ってほしかったなあ・・などと独り言。ここで風穴をあける
べきなんじゃないのかしら。

３０日は土用の丑らしいが＜中国産うなぎ＞にたいする危惧の念を
払拭できない。
私自身はうなぎが苦手なのでほんの一切れかふた切れしか食べないが
家人には食べさせる（笑）自分が食べないと中国産を食べさせるという
のもどうかと思うが、中国産危うしは風評被害なのか？？
葛藤は続く（ちょっと情けない葛藤かも）

しかし地震による原発の放射能漏れを恐れてセリエAが来日を中止するなど
伝わりかたひとつでとんでもない誤解になったりするから・・。

選挙は近いが相変わらずしょうもない選挙CFを見ているとどれもどれだなあ
、どこもどこだなあと迷う。棄権したことがないのが数少ない自慢だから
BETTERなところを決めなきゃあ・・とまた葛藤・・。

中島らもさん

夕刊に＜中島らも＞というタイトルが目についた。島崎今日子さんのコラム（といっていいのかはわからないが・・）勝手に関西世界遺産の１２７番目。
そうからもさんは遺産なんだな。とても同感。亡くなられて丸三年になるとか。
「明るい悩み相談室」は毎週楽しみに読んだ。
そのうち私も明るい悩みを相談するんだ！と心に決めていたがらもさんの気を
引けるような悩みがみつからなかった・・決して悩みがなかったのではなくて
あくまで明るいのがなかったのだ。明るい悩みがないのが明るい悩みではあったが
それではあまりにお手軽だし・・１０年悩んでるうちに掲載が終わった（笑）

何年か前わが町で講演依頼の候補者に上がったのだが、あいにく大麻事件の直後で
見送られた。こんなにも早く亡くなられるのであればあの時にぜひお話を聞きたかった・・。
おもしろすぎてちょっと異次元な印象があって遠巻きに見ていようという感じだった。
だけど面白かったなあ。その後あんな面白いひとを見てない気がする。
きっとあっちの世界でもいろんなことをやってるんだろうなあ・・

しかし文中にらもを入れると紛らわしい（笑）