池永正明投手のこと

今年甲子園では久しぶりに超人気者の投手が出現した。
過去の＜アイドル球児の今＞を特集する番組があったりして
過去の扉を開いてくれる。

ずいぶん長い間高校野球を見てきて（さすがに最近はちょっと
真剣味に欠けるようになっているが）印象的だった一人に
下関商のエース「池永正明」がいる（敬称略ごめんなさい）

その後、西鉄ライオンズに行き華々しい活躍をした。
数年のち彼は「黒い霧」事件で球界を永久に去ることになる。

素晴らしいピッチャーだった。
しかし、八百長を頼まれ、提供された100万円（確か）を即座に
返すことができず（人間関係から）八百長に加担した・・・・と
名指しされ、数人の選手とともに追放された。
実際に八百長に手を染めた選手もいたようで、池永投手の否定
は考慮されなかった。

多くの人々は彼の人柄からそのようなことをする人間ではない！
と擁護されたようだが実らなかった。
私は勿論本人とは認識も何もないが、投球に魅了されたものとして
心に深い澱となっていた。

ようやく、昨年日本野球機構（NPB）は池永に対する処分を解除し
、35年ぶりに復権した。
その間多くの人が署名活動や地道な活動を続けてきたそうで
その熱意はただならぬものだったと思う。

八百長を防ぐために池永投手をある意味見本にした（見せしめと
は言いたくない）ことは球界にとって有意義だったかもしれない。

それでも、私は池永正明投手のその後を西鉄のエースとして
全うする姿を見たかった！と心から思う。

幸せを祈らずにいられない・・。

ちょっと静かなスポーツ中継

高校野球、終りましたね。遅すぎ・・か
甲子園に行くのはこの暑さではパスなのでテレビで見るのだけれど実況氏のテンションの高さにはちょっと閉口。いやあ、なんであんなに絶叫なの？
いまに始まったことじゃないけど・・・たまらずボリュームをおとす。
いやあ、ホームランあんなにひっぱらなくていいよー！
三振もあんなに元気いっぱいに言わなくてもさ・・。三振したほうは
消沈してるから、ね。
プロ野球も勿論ひどいけど、静かに実況してくれる局はないのかな？と
しょうがないのでNHKをみる（失礼な言い方、ごめんなさい{

競馬はその点１レースがほぼ2～3分なのでそれだけ辛抱すればいいから
ましかな？
もっともスプリント戦の異常なスピード！馬だって足がからまってしま
いそう・・。
微妙な名前をすらすらいうことには手放しで感心するけども・・ね、青○さん

犬神家の一族

三谷幸喜の「ありふれた生活」にリメイクされる「犬神家の一族」のことが
かかれてあった（ご本人も出演されるらしい・・・。）
もう30年も前のことになるのか、と元作に思いをよせた。
久しぶりに見た邦画だった。もともと推理もの（当時ミステリとはまだ呼ばれて
なかったと思う）が大好きで横溝ものは次々と読んでいたので映画化と聞き、早
速見に行った。面白かった！それゆえ金田一といえば石坂！というのが私の持
論である。
その後も金田一シリーズは追いかけて見た。
すっかり興味がうせたのが「女王蜂」
あまりにも平凡なヒロインとヒロインと家庭教師との衣装の落差があまりにも
目だって（当時の私にはそう見えた・・・・ヒロインの令嬢が質素で、家庭教師
ほかが豪華）すっかり自分の中で白けた。
これで日本映画は遠のいていった。

その「犬神家～」がリメイクされるという。
ぜひ、見たいとわくわくしている。

インターネット

自分のパソコンというものを持って約8年。始めの頃はもっと有効に使う？ことを
目指していたはずなのだが、一向に初歩的な勉強がすすまないうち単純にネットで
遊ぶ（謙遜です）のが主になってしまった。
なにしろちょっとの調べものならテクテク図書館に行かずに済むし、友人との連絡もあっという間についてしまう・・この便利さは最高だ。とはいうもののメールで連絡できる相手との親交が深まるばかりなのはいかんともしがたいけれど。

なにがしかの掲示板にも居場所を見つけたし、大切にしていた掲示板が心無い人に荒らされ閉鎖のやむなきに陥った残念な記憶もある。

　グーグル、「ググる」の使用に難色

こんな記事を見て認識をまた新たにした。
著作権の問題についての出版物を読んで引用やリンクの不可解さ（自分の未熟さ）
がどうも理解しきれない。
youtube の拝借もものによっては問題なんですよね・・・。
書き放題といっちゃ、書き放題のインターネット・・・チェックが必要ですよね。

平和祈念

61回目の敗戦（終戦）記念日。
戦争から遠ざかって61年という平和な今、しみじみ大切にしなければ！
と思う。
しかし、戦争に向いたい人間ももしかしたらいるのだろうか・・・。

今日は一年にいちどは本気で平和について思いをよせる。

そんな折、今読んでいる「夜明けのメイジー」という作品が第一次大戦の
ことを絡めているのをしった・・・というかまだ読み始めたばかり・・。

戦争そのものより戦争後の悲劇を垣間見せてくれる。
戦争にはたやすく語れない・・かたってはいけないような重苦しさがある
から、つい後回しになるのだけれど、通り過ぎてはいけないと今日の日は
強く思う。