２０１０年度にさようなら

今年度もおわり。年度末はいつも何か払い忘れたものはないか、出し忘れた
物はないかと点検する。
今年は途中で夫が退職したので半年以上税金と保険料を払い込んだ。
これらを払うために仕事を続けてもらったような感じ。
税金・保険・・もう気が遠くなる。
何とか乗り越えたけれど・・・。
最後の月に災難が襲って２０１０年度は厳しいものになった。
その上いつまでも寒いから（昼間は暖かいが）気も寒い。

近くを走っていたら桜が一本満開になっていた。早咲きのしだれ。
ほかの木はやっと一本に数個の花が咲いている、止まりなので一層際立つ。
思わず写メ。
あさはうぐいすが鳴いているしやっぱり春だ。
明日から４月だもの。
被災地の学校でも卒業式。子供たちはいつでも明日が見える。

清水宏保さんが「長野五輪のとき頑張って、と言われたのが辛かった・」と
書いている。頑張って・・・時によってはつらい言葉。
でも頑張って！と思う。
がんばろう　にっぽん・・ジャパンじゃなくみんながまとまれるのはやっぱり
にっぽん　にほん、でも。

野球・サッカー・映画

ほんとなら今夜はドームで阪神戦を見てるはずだった。先はどうなるかわからないと
いうのはまさに本当だ。で結局はテレビでサッカーを。こっちも見どころあったけど。

福島原発で必死の作業をされている方は食事も十分にないと初めて知った。
もちろんごちそうを、というのは無理だろうけどせめて体力の（気力も）つくものを
。あまりにもひどい状況に驚きを通り越した。ひとごとながら申し訳ない気持ちで
いっぱいになった。

今日は見逃していた「トルー　グリット」を見に行く。
春休みだからシネコンには子供連れさんが多い。
被災地の子供たちにも見せてあげたいなどと思わずにいられない。
うまい役者さんがそろって監督はコーエン兄弟。１４歳（？）の女優さんは気の強さを
見事に表現して素晴らしい。
マット・デイモンがマット・デイモンじゃないみたい。ジェフ・ブリッジスは好きな
俳優さんだし見ごたえがあったのだけれど、後ろの席の人がひっきりなしに笑う。
それはアメリカのコメディで笑い声が入るのを一人でやってるみたいな感じ。
英語がわかるから笑っているのかもしれないけれどそんなにひっきりなしに笑うような
セリフじゃないと思うのだけれど。さすがに気になって落ち着かなかった。
にらみつけるにしても暗がりだし（笑）

アメリカの映画館はそんなに静かに見てないと聞いたことがあるけれど日本ではけっこう
静かに見るのが昨今。コメディならともかくやっぱり集中したい。
残念なことに半分しか見た気になれなかった。
昔はおしゃべりする人がよくいたけれど近頃そんな人はめったにいないから静かに見る
のに慣れていたせいもある。環境が良すぎるのも善し悪しか。

さくら咲く日を待ちながら

例年だと今頃はどこの桜が咲いたそこが咲いたと華やかなのが今年ばかりは
花話もかすんで見える。とはいっても柔らかなあでやかな桜が見たい。
被災地はどうなんだろうと思いながらもいつもの年以上に桜を心待ちにしている。

東京電力が必死じゃないとはいわないけれど説明はなんだか他人事に見える。
想定外というのはわかるけれど命も国もかかった大事、やっぱり安易だったという
懸念が消えない。
このまま原発を続けていってよいのか・・初めに原発ありきを白紙に戻す必要が
あるのではないのか・。
国が（または地方自治体が）こうと決めたら聞く耳持たないという風潮がある。
反対意見をいおうものなら即反逆者、みたいな。

今回の災害で予測不可能な事象が起こることが分かった。
すみませんでした。想定外でしたではすまないことになった。

せめて原発が落ち着けば桜もゆっくり見られるだろうけれどいったいいつまで。
近いところで必死で作業をしている人たちのことを思うといたたまれない。

多くの人の善意と貢献・奉仕はかつてないほど広がっている。今までとはけた違いの
義捐金も集まっている。早く効果的に被災者のもとに届くように。
応急手当と息の長い支援どちらが欠けてもつらい。

新井さんお疲れ様

強制休養指令とか。確かに本業では精彩を欠いてる。お疲れもピークか。
古田さんなら駆け引きできそうでも新井さんは真っ正直そうで目いっぱい
頑張りそう。開幕延期の力になった選手会の会長だから苦労もひとしお。

本当なら今頃野球をみてたはず。ちょっとさびしい。

開幕までみなさん調子を整えて万全で向かってほしい。
で、新井さん闘志の空回りはいやですよ。応援してますからね。

困難な時、苦しいとき、がんばれ！といえる人と言えるとき。
重荷になる人と重荷になるとき。
一律には考えられない。
頑張れが励みになるときと重荷になるとき。
判断が難しい。周りのみんなも苦しい時はみんなで頑張れる。
でも人の気持ちは同じじゃないから。

ジャンプで笑顔

ジャンプ一冊を１００人の子（かならずしも子供でないかも・・・）が読んで笑顔！
これだよな。こんなストレスの多い毎日の中楽しいことがほしいはず。
当たり前に毎週読んでた本がよめないのが当然という日々はきっと楽しさもなかったはず。

被災した方を見るたび胸が痛むのはどうしようもなくいつものことが手につかない。
世の中が暗くなってるのはどうしようもないけれどそろそろ明るいほうを見なければ、と
多くの人が思ってると思う。
復興に向けては日本全体が前を見なければ・・。それはなかなかしんどいけれど。

閣僚さんたちの作業服（！）すっかり慣れてしまった。あれは事前にひとりずつオーダー
してるんだろうか。LMS程度のなかからそれぞれえらぶのか・・。
蓮舫さんはだいぶきゃしゃなようでぶかぶかだから少なくても別注ではないのかしら。
なんといってもみなれたのは枝野さんだ。毎日見ない日はないし、はぎれのいい口調は
言ってることがほんとだと思わせる（ほんとか）
原発が落ち着いたら休めるんだろうに・・・。
心労も心配だが変わる人もいなさそう。