風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

ハンニバル・レクター再び

2006年12月05日 | Weblog
Hannibal Rising ハンニバル・レクター博士の新作の案内がアマゾンから来ていた。
レクター博士・・・異常犯罪者にして魅力の権化(笑)

羊たちの沈黙の映画によって一躍寵児になり、恐怖の人間なのに妙に魅力がある。
「食ってしまおうかと思うんだよ・・・」というセリフの異常さに身震いしながら、次を待ってしまうのは何故なのだろう。
作品のなかの位置づけはむしろ助演なのに主演男優オスカーをとったアンソニー・
ポプキンスもよかったし原作のレクター博士もまけずよかった。
恐ろしい犯罪者なのに礼儀を重んじいろいろな才能に恵まれているのが稀有な存在。

作られた存在なのに実体があるかのように錯覚してしまいそうになる。
新作はハンニバル少年が戦争で妹をなくし、やがて悪魔に魅入られる様が明らかに
されるらしい。
うわー、すごい興味深い。
良心を持たない者でありながらレクター博士のように魅力的に描かれた人物があっただろうか・・・・寡作な作家といえるトーマス・ハリスの代表作シリーズの新作、きっと読むんだろうなあ・・。というか速く読みたい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする