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今日の女王サマ

映画、本、音楽、お出かけ、思ったことなどズラズラ書き連ねています。

奥様は魔女

2005年09月14日 | 映画&本&音楽&TV
ガラッと変わって、今度は『奥様は魔女』。1960年代前半から8年間放送されたテレビ版をひとひねりしてあります。

落ち目の俳優ジャック・ワイヤットは「奥様は魔女」のリメイクで復活を図ろうとしています。相手役のサマンサには、自分を引き立たせるために無名の新人を使おうと思っていたところに、ニコール・キッドマン扮するイザベルが現れます。

ところがこのイザベルが正真正銘、ホンモノの魔女だったことから・・・。
アクの強いママを演じる女優アイリス(シャーリー・マックレーン)も、実は魔女なのでは?と思わせる場面もあって、こちらの映画では大笑いしてきました。

ニコール・キッドマンは38歳なのに初々しい(?)魔女の役がピッタリはまっています。ただ、相手役のウィル・フェレルは日本ではほとんど無名。アメリカでは超売れっ子のコメディアンらしいですが、ニコールが惚れる相手としてはなんだか無理があるような気がしました。
でもまあ、大笑いしたのはほとんど彼のシーンでしたけどね。

亡国のイージス

2005年09月14日 | 映画&本&音楽&TV
意外に長く上映しているので観に行ってきました。不入りだと早々に打ち切っちゃったりしますからね。

最初の10分ぐらいはなかなかのみ込めませんでした。雨の日に寺尾聰を訪問した中井貴一は何者?・・・とか、横転した車を残念そうに見つめる佐藤浩市はいったいどうしたんだ?・・・など。

小説やコミックスを読んだ人ならスンナリ入り込めるんでしょうか。しかし、物語が進むに連れてどんどん面白くなってきました。途中寝てもいいやと思っていたのに最後までしっかり目を開けて楽しんじゃいました。
真田広之扮する先任伍長が、泥臭くかっこ悪く(それがまた逆にカッコイイ)、テロリストに乗っ取られたイージス艦「いそかぜ」を、そして日本を守り抜きます。

朝鮮日報WEB版ではこの映画のことを極右映画と報じています。女性工作員役のチェ・ミンソが、既に決まっていた映画祭の司会役を降ろされています。
確かに映画を観ていると、日本人の血が騒ぐというか、身体にチカラが入ってきます。

でも、映画の中でテロリストが言うように「こんな事態になっても、お前たち日本人は、まだこれが戦争だと気付かないのか」の言葉どおり、ギリギリまで非常事態に気付かないほど平和が浸透しちゃってるんですね。
平和ってなんだろう?もう私たちには当たり前すぎて答えが見つからないの?
岸部一徳が言うようにただの「戦争と戦争の狭間」というだけなんでしょうか。

◆映画『亡国のイージス』はこちらから ⇒ http://www.herald.co.jp/official/aegis/