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もっこうさんです。

岩手県一関市藤沢町で工務店を営業している「菅原木工」が、住まいや地域の情報と、個人的趣味の情報をお届けします。

【気仙沼市】 赤岩城跡(八幡神社)を散策してきました。

2014年04月19日 | 城郭・城柵


熊谷氏の居館跡

【気仙沼市】 赤岩城跡 登り口

【気仙沼市】 赤岩城跡 遠景 気仙沼市切通からみる

赤岩城は国道45号線松川トンネル入口の上の丘陵にあります。

登り口は、国道45号線松川I.Cを降り国道284号線との合流地点から川沿いを県道209号線を北上するか、国道284号線から県道209号線へ行くと途中に「赤岩城登り口」という標識を見ることができます。


【気仙沼市】 赤岩城跡 登り口

赤岩城は東西700m、南北500m、高さ87m 中世の山城です。

東側に八幡神社、北側には、段によって区画された枡形状の遺構があります。

 

 

登り口には「赤岩城、月館城、中館城 熊谷直宗公750年大遠忌法要」というのぼりが立っています。

【気仙沼市】 赤岩城跡 登り口

森林の伐採のためか登り口は、砂利で整備されています。

登り口途中に、平場らしきものを見ることができます。

 

【気仙沼市】 赤岩城跡 登り口

途中から「赤岩城参道」「今朝沼」という看板があり、細い山道になっています。

【気仙沼市】 赤岩城跡 登り口

 

【気仙沼市】 赤岩城跡 今朝沼

細い道を行くとすぐに曲輪らしき平場に水たまりがあり、「気仙沼発祥の地 今朝沼」という看板があります。

【気仙沼市】 赤岩城跡 今朝沼

この湧き水は、かつては枯れることがなかった云われています。

【気仙沼市】 赤岩城跡 今朝沼周辺平場跡

【気仙沼市】 赤岩城跡 曲輪跡

スギ林をぬけると日当たりのよい平場に着きます。

P4050085

平場から頂部まで参道がさらに続きます。

 

【気仙沼市】 赤岩城跡 本丸跡 八幡神社頂部には八幡神社がまつられています。

頂部の平場は東西約150m、南北約150mで、頂部の平場から南に延びる2つの尾根には小さな段上の曲輪が連続してるのを確認できます。

 

熊谷氏は桓武平氏北条直方の末裔で、熊谷直貞が武蔵国大里郡熊谷郷を所領としたところから「熊谷氏」が始まります。

熊谷直貞の子は一の谷の合戦で平敦盛を討った直実です。

文治五年(1189)、源頼朝は奥州合戦で平泉の藤原氏を滅ぼし、戦功のあった熊谷直実の子直家は気仙沼地方を賜りました。

直家の二男直宗は本吉・桃生郡の二郡を与えられ気仙沼に下向し、赤岩城を築城しました。

その後六代直政が葛西氏に臣従しましたが、豊臣秀吉による奥州仕置までの400年間支配していました。

(赤岩城 説明版より)


【赤岩城MAP】

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