元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

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外国人監督の・・・最超次世代高校野球方程式

2012年02月11日 13時17分07秒 | 66番の思想

全項では「ノックバット関連」の内容で「木製バット」と「金属バット」についての見解に触れさせてもらい「試合で対戦する相手が使用するバットの素材に合わせて自チームの練習や試合前のノックに使用するノックバットを同じ素材に合わせなくてはいけない」という、自論を述べさせて頂きました。

 

また・・・

 

母校、「日大三高野球部小球史」の項の中でも「最超次世代高校野球の注入」についても触れている関係から、この項では「木製バット」と「金属バット」について、思い切り掘り下げた、究極の自論を述べさせて頂きます。

 

かなり主観の強い自論になるかと思いますが、お許し下さい。

 

 

 

1974年・・・

高校野球に出現した金属バット

 

この金属バットの出現によって打撃に重点を置いた超近代高校野球への扉が開かれました。 まさしく人類の高度成長に伴う技術革命です。

 

この超近代高校野球革命の主役となった金属バットは、平成24年に野球殿堂入りされた大本(修)氏によって1960年代に米国メーカーよりも先に考案したとされています。

(一説によると、アメリカでは1930年代にはソフトボール用として金属バットが作られたとも記録されています)

 

そして・・・

 

金属バットが齎した超近代高校野球が開始されて早や40年弱。

 

この40年弱の間、甲子園のひのき舞台では数々の打の伝説が築き上げられてきました。

 

池田高校、PL学園、横浜高校、智弁和歌山、天理高校、そして、我が母校である日大三高・・・他。

 

素晴らしい数字を高校野球の球史に刻んでいます。

 

しかし・・・

 

金属バットの出現によって野球そのものが根底から変貌してしまった部分も多く、その代表的な例としては、打撃と投球のバランスが逆転し、選手個々においては本来の実力からの実績なのか、技術力によって増加されたものなのかの判断を困難にさせていることなどが象徴しています。

 

{実技量以上の誤魔化しの利く打撃}

 

{それに伴う、自己の実力判断の過ちや勘違い}

 

 

ー1979年の日大三高時に自分が使用していた金属製バットー

 


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でわ、ここから本題である究極の自論に入ります・・・

 

{自分は金属バットでの野球(打撃)は、ある意味において「まやかしの野球(打撃)」であると思っています}

 

どうして?

全ての高校のチームは”右へならえ状態”のごとく金属バットを使うのでしょうか?

 

{確かに練習時には木製バットを使用している高校もあります}

 

でわ、何故?

本番の試合では金属製バットにすり替わってしまうのでしょうか?

 

自分にはどうしても理解が不能です。“”

野球というスポーツの本質を見つめた場合・・・

理屈に合っていないからです。  

 

木製製バットは金属製バットより折れやすいからでしょうか?

 ちゃんと打てば簡単には折れませんし、金属バットでの打撃技術ではなく、木製バットを使用した高度な打撃技術を教えれば良いのではないでしょうか?現在の日本の監督/指導者の方々にはそれを可能にする素晴らしい力量をお持ちです。

 

運営上の経費面の問題ですか?

 野球後進国の台詞ではないのですから、無駄な経費を削減しても対応すべきですし、組織全体で考えて進めて行く重要な問題だと思います。

 

1発勝負であるがゆえに確立が高く反発力の高い金属バットを使用するのですか?

 学校の名誉のため?監督/指導者の名声のため?高校野球は誰の為の野球なのでしょうか?主役は高校球児達のものです。それも未来を持っている球児達のものです。

 

{根っこで打った打球が内野の頭を越えてポトリ・・・“ラッキーなヒット“}

 

良くあるケースですが、得があるのは“真の姿でない要素で勝利の確立を高くしている”という部分でしか無いと思います。本質を見失った現象が、金属製バットの優位性として定着し、常識化てしまっていることに対して大きな落胆を抱いております。

 

高校野球とは野球人生の経緯からみても成人期にさしかかる時期であり、本当の理論と、高度なレベルの野球に向き合う大切な時期です。ましてや、高校野球の上のランクに続く、大学野球や社会人野球、ましてプロ野球では金属製バットは使用していません。

 

一昔前の枠組みや常識とされてきたことに対しては常に見直し、その中で、本質をそれる部分については修正、もしくは、破壊、破棄をしていかなくては更なる進化はありません。また、選手の年齢的なレベルに対しての指導の適応性においても、現在の日本では年齢の前倒しを見据えなくてはならないと判断をしています

 

また、我々人間の歴史を振り返った時に・・・

 

「木」と「人類」との関係は果てしなく深いものでもあります。

「全ての工作は木から始まった」という、偉大なる人類の歴史と継承を示します。

 

更に、木製バットに至っては11本の表情や状況によってコンディションも異なるがゆえに繊細な使用と対応を含んでいます。これは文明化されたものではなく自然的なものです。

そして、動物の皮という人類の創生的な関わりからも”皮で包まれた球”を”木材”を削ったバットでたたき返して対決する姿こそ、人類の歴史の歩みを野球というスポーツが象徴をしていることにもなるのではないでしょうか。

 

要約すると、そこには技術的な進歩にも勝る伝統的な要因を含んでいるのであって、木製バットを屈指し、高度な技術力で放つ”1本のヒット”こそが野球のあるべき姿だと判断をします。


この様な解釈をも持って後世へ継承していかなくてはならないものだとも思う次第です。

 

-打撃練習などで選手への見本を示す時に使用している自分用の木製バットー

-インドネシア国内のクラブチームでは、我がクラブのみが国内大会において高校1年生から木製バットを使用しています。また、中学生以下は金属バットの使用です。但し、中学生の中にも金属バットは使用せず木製バットを使う選手も多々いる状況です。野球後進国のインドネシア、そのインドネシアの中でも特に野球後進州に位置するバリ州のみが以上の木製バット適応システムを施しています-

 

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現在の校野球の名将と呼ばれる監督/指導者の方々は、丁度、指揮を開始された時期は金属バットが導入された前後の年代に当たる方々も多く、当時は、現在のような理論や理屈が繁栄している時代では無く、試行錯誤による大変な苦労を重ねられた時代です。また、同時に、間違った理論を選別をし、削除していなかくてはならない時期でもあったわけです。

 

しかし、現代では本やインターネットを開けば諸々の情報が飛び交っている時代を迎えています。次世代に出現してくる監督/指導者は、この盛り沢山の情報を整理し、しっかりとした理論と理念を持って選手達へ指導をしていかなくてはなりません。

 

従って、次世代の監督/指導者にとっても能力の真価を問われる訳で、究極の最終点を木製バットに定め、金属バット使用の理論や理屈は通過点での1つのパーツ、もしくは、過去のものと定義される時代を迎えることを先見視して対応していかなくてはならないと思います。

 

誤魔化しの利かない木製バットを使用して、その成果と結果を示すことが、次世代における「超名将」の条件ではないでしょうか。

 

現在の金属バット使用時代では名将の出現はあっても超名将の出現はあり得ません。

 

以上の見解から・・・

 

最超次世代高校野球とは「木製バット使用による成果と結果」です

 

高校野球の創世記から1974年までの木製バット1期時代、1974年から現在までの金属バット時代という、偉大なる2つの時代の長短所を総合し、今こそ、研ぎ澄まされた投手力を相手にし、1974年の金属バット出現以前の漠然とした乏しい理論時代と異なる、現代の卓越した理論を当て込んだ、木製バット2期時代(再利用)によって「高打高投」のバランスが調和される、真の高校野球の扉をこじ開けていくべきです。

 

日本の高校野球は既に最超次世代野球の実行が可能な時代を迎えています。

 

そして、その1つの成果と結果の証明は・・・

「木製バットでの甲子園全国制覇」ではないでしょか・・・

 

「何時?」

 

「誰が?」

 

「何処の高校が?」

 

「金属バット使用の超近代高校野球から脱皮をし」

 

「木製バットによる最超次世代野球の扉をこじ開け」

 

・・・甲子園の頂点を極めるのか

 

・・・革命を起こすのか

 

・・・超名将の出現に期待します

 

  

 

 追記  

 

もしも・・・

自分が・・・

現在・・・

日本の何処かの高校野球の監督であったら・・・

 

既に・・・

木製バットで甲子園出場を目指し・・・

 

そして・・・

甲子園での全国制覇を目指していますね・・・

 

これは冗談でも無く・・・

張ったりでもありません・・・

大マジな話です・・・

  

しかし・・・

現状では・・・

高校野球の監督という職務に縁が無いため・・・

 

来世・・・

生まれ変わって来た時に挑戦します。

 

その時の野球ってどんな感じになっているのか?

~~楽しみです(ワクワク)

 

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 外国人監督の直感力方程式に続く)

 


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