虹はポケットの中に

再スタート
何度でも生まれ変わる
自分の音を探す旅

Bo Diddley - You Can't Judge A Book By The Cover

2014-02-20 22:32:29 | 日記
Bo Diddley - You Can't Judge A Book By The Cover


「ブルースだった」

「バンドつくるので、ギター弾かないか?」
ってテツヤに誘われたのは大学一年の夏だった
実は高校時代から旧知の仲だったぼくたちはすぐに意気投合して、
バンドの構想をいつも語っていた(それは飲む口実でもあったのだが)
集まったメンバーは四人、誰もが無類の音楽好きだった
誰からともなく、「ブルース」なロックを演ろうということになった
ぼくらは、バイト代をつぎ込んでアナログ盤(まだCDの時代ではなかった)を
買い漁っては、みんなで(←これがポイント)聴いた
そしてぼくらを決定づけたのは、ベーシストのマサヒロが、バディガイ&ジュニアウェルズのライヴを
観たことだったマサヒロの話を聴き、一気にシカゴブルースにのめり込んで行った
誰かが新しい音源を買えば、ぼくたちはみんな揃って、のり弁(笑)片手に
そいつの部屋に集合した のり弁を食べながら大興奮で聴くブルースなんて
あの頃のなせる業だろう バンドは少しづつ動き出していった
初めは、ブルースのカバーから入って行った
あちこちライブにも出るようになり、少しづつ知られていった
その頃に対バンしていたやつらとは今でも交流がある
ブルースがすべてだった大学時代、ぼくらは音楽でつながっていた、
なにもわかってなかったけれど、ブルースだった
この曲もカヴァーした。